天皇賞(秋)で競馬史に残るような激闘を繰り広げた、ウオッカ、ダイワスカーレットの、最強の上に「超」が付く2頭は出走しないものの、一昨年の幻の優勝馬であるカワカミプリンセスや未完の大器ポルトフィーノ など、面白いメンバーが揃った今年の女王決定戦。果たして「超」最強牝馬に近づくのはどの馬なのか。
【本紙予想】
最強牝馬を決めるレースではあるがウオッカ、ダイワスカーレットと言った現役最強牝馬はジャパンカップに向かうため出走しない。このレースで果たして上の2頭を凌駕するような最強牝馬が現れるかどうか。
過去のエリザベス女王杯からレースの傾向を探ると、ひと夏越して成長した3歳勢或いは4歳勢の強さが目立つ。
「女心と秋の空」と言われるように、とにかく当日になってみないと走るかどうか分からない牝馬戦。人気通りに収まるのか。それともあっと驚く高額配当が飛び出すのか。
明日、京都は雨の予報が出ており、馬場状態もレースの行方を左右しそうな今年の女王決定戦。そこで、本紙の予想。
本 命(◎)7枠15番 カワカミプリンセス
一昨年オークス、秋華賞を制するなど無類の強さを見せていた。その勢いでこのレースもトップでゴールを駆け抜けたが、進路妨害により涙を飲む結果となった。その後骨折などで長期休養を強いられていたが春に戦線復帰。前走の府中牝馬ステークスでは仕上がり途上ながら2着に粘り、3歳時の強さをを取り戻しつつある。中間の調整も上手く行っている事を考えるとGT2勝馬を軽く扱う事は出来ない。最強2頭が不在のこのレース。汚名返上出来る状態にあると見てこの馬を本命に推したい。
対 抗(○) 7枠13番 ベッラレイア
休み明け初戦となった前走の府中牝馬ステークスで3着と好走した。昨年はダイワスカーレットやウオッカとも渡り合ってきた最強世代。強烈な末脚が持ち味なだけに降雨により馬場が渋るとマイナスだが、ここでも実力上位と見て対抗に推したい。
注 意(×) 6枠11番 ムードインディゴ
前々走ローズS、前走秋華賞ともに2着と今、最も充実していると言える。しかも道悪を経験している事が強み。伸び盛りの3歳。軽く扱うと痛い目に遭いそうだ。
単 穴(▲) 3枠5番ポルトフィーノ
父クロフネ、母エアグルーヴ、姉アドマイヤグルーヴと言う超良血で早くから活躍が期待されていた。
しかし、桜花賞はハ行で出走取消、オークスは骨折で出走を断念。復帰後、出走を目指した秋華賞は賞金不足で除外とことごとく運に見放されていたが、ようやく表舞台に出る事が出来た。距離、折り合いなどクリアすべき課題が多いが、ハマれば初重賞制覇がGTレースと言う偉業を達成する事もあり得る。鞍上はこの血統を知り尽くている武豊騎手。果たして姉に続き妹も優勝に導く事が出来るか。
この他、連下(△)として、道悪が最大の敵ではあるものの内枠で好成績を収めている1枠1番レインダンス、大型新人三浦騎手騎乗の2枠3番ビエンナーレ、前走の凡走がかえって不気味な4枠7番マイネレーツェル、この距離合いそうな8枠16番リトルアマポーラまで挙げておきたい。
まとめると
◎ 7枠15番 カワカミプリンセス
○ 7枠13番 ベッラレイア
× 6枠11番 ムードインディゴ
▲ 3枠 5番 ポルトフィーノ
△ 1枠 1番 レインダンス
△ 2枠 3番 ビエンナーレ
△ 4枠 7番 マイネレーツェル
△ 8枠16番 リトルアマポーラ
馬連で◎から○×▲△への流し馬券とする。
1−15、3−15、5−15、7−15、11−15、13−15、15−16の7点。


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