日本は前半開始早々、DFの長友がドリブルでサイドを突破し先制点を上げると、その後も玉田、大久保のFW陣が得点を重ね、シリアの反撃をP.Kによる1点に抑えた。
日本代表は19日、W杯アジア最終予選でアウエーに乗り込みカタールと対戦する。
【試合結果】
日 本 3−1 シリア
(得点者)
前 3分 長 友
前26分 玉 田
後17分 大久保
後33分 アルジノ(P.K)
<コメント>
19日に行われる大事なカタール戦に守護神の楢崎、ディフェンスのみならず日本代表の精神的支柱である中澤が怪我で欠場、他にも痛んでいる選手が多くいる上に、ACL及び欧州組が直前に合流と不安を抱えた中で行われた今日のシリア戦。仮想カタールと位置付けて行われたが、本番でも今日のような戦いが出来れば誰も文句は言わないだろう。
試合開始早々、長友選手がドリブル突破で得点を上げ相手を混乱させ、その後もFW陣で得点を重ね、攻撃に関しては概ね評価出来るだろう。但し相手がカタールなど中東の上位レベルのチームに対してなら、の話である。
対戦したシリアは、3次予選でイランやUAEを苦しめたものの最終予選には進出していない。また、今日の試合でも中盤や長友選手が突破した左サイトのプレッシャーが殆ど無く、思い通りにやらせてもらえていたという印象を受けた。また、カウンターもP.Kを与えたシーン以外は脅威的なものではなかった。カタールがシリアと同じだとは思えない。恐らく激しいプレッシャーから鋭いカウンターを繰り出してくるだろう。そう言う展開になった時、ディフェンスの要、中澤選手抜きで代役の選手がうまく対処できるか。厳しい言い方ではあるが、今日の試合は無失点で勝たなければならない。特に後半はプレスが緩くなり攻め込まれるシーンが多く見られた事(P.Kを与えたシーンはそれが起因するものである。)が不安ではある。選手交代を多く行い難しい部分だった事は差し引いても・・・。
今回の親善試合。格下を相手に本番の予行演習が出来たかと言われると甚だ疑問ではあるが、多くの選手を起用できた事、何より大事な1戦を前に勝って、良いイメージを持って「因縁の地」に乗り込めるのはプラス材料である。
決戦までおよそ1週間。日本代表が今年最後の戦いで勝利し、安心して年を越せるか。それとも因縁の地で、再び「あの悲劇」が繰り返されるのか。運命の時が刻一刻と近づいて来ている。
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