秋のGTシリーズ第4弾、競馬の第138回天皇賞が2日、東京競馬場芝2,000mで行われる。
ウオッカとディープスカイの新旧ダービー馬対決、昨年はそのウオッカを問題にしなかったダイワスカーレットなどGTタイトルホースが多数出走す近年稀に見る豪華なメンバーが揃った今年の天皇賞。果たして栄光の盾を勝ち取るのはどの馬か。
【本紙予想】 秋華賞、菊花賞とここ2戦荒れた結果となっている今年秋のGT戦線。メイショウサムソンは回避したものの豪華なメンバーが揃った伝統の天皇賞はどうか。前日オッズを見るとやはり、新旧ダービー馬と昨年はライバル、ウオッカを問題にせず牡馬とも対等に渡り歩いて来たダイワスカーレットに人気が集中している。
一方、過去の秋の天皇賞を紐解いてみると、「秋の府中には魔物が潜む」と言われ、人気馬がことごとく敗れるケースが多かったこのレースだが、最近では1番人気の馬が勝つケースが増え始め、そのフレーズは死語になりつつある。そこで本紙の予想。
本 命(◎)7枠14番 ウオッカ ライバル、ダイワスカーレットと人気を二分している同馬。前走の毎日王冠では大胆にも逃げを打ち、最後は粘りきれず2着に敗れたが脚質に幅が出た事はプラスである。(逃げ馬ダイワスカーレットを意識した乗り方にも見えたが・・・。)ダイワスカーレットには分が悪いのは確かだが、府中でGT2勝とコース適性も良く、休み明け2戦目で実力を発揮できる状態にあると見る。鞍上は今年のGTでは波に乗れないものの「平成の盾男」と言われるほど天皇賞にはめっぽう強い武豊騎手。昨年、辛酸を舐め続けてきたライバルに今度こそ泡を吹かせる事が出来るか。
対 抗(○)4枠7番 ダイワスカーレット 長期休養明け、初の東京コースと割引材料は多いものの、今年の春、後に春のグランプリホースとなったエイシンデピュティを下すなどこれまでの実績から軽視する事は出来ない。ウオッカとの順調度やコース適性を比較し対抗にしたが、これまでも休養明けで好走したケースが何度かあり、もしかしたらこの馬にとっては丁度良いハンデなのかもしれない。
過去秋の天皇賞での牝馬ワンツーフィニッシュはないと思うが、人間同様、貧弱な今の牡馬陣を見ると今年はそれも有り得るような気がする。
注 意(×)2枠2番 ディープスカイ 今年のダービー馬が菊花賞ではなく、ここに参戦して来た。直線の長い東京コースで差し脚が生かせるのはプラス材料であるが、菊花賞で重賞未勝利馬が勝ち、古馬混合重賞で今年の3歳は未勝利である。今年の3歳世代のレベルが現時点で古馬相手に太刀打ちできるほど高いのかと言われると疑問が残る。勢いはメンバー中最もあるのは確かだが、初の古馬との対戦と言う事も加味し、今回は注意すべき馬、程度の評価にしたい。この馬にとっては今後の活躍を占う上で、試金石をなるレースになるだろう。
単 穴(▲)1枠1番 アサクサキングス 昨年の菊花賞馬。ダービーでは同じ府中で人気薄ながら2着に突っ込み波乱を巻き起こした同馬。先行するこの馬にとって最内枠は願ってもない好枠である。鞍上は毎日王冠でウオッカを破り、先週の菊花賞ではフローテーションであっと言わせた藤岡騎手なのも魅力。スピード決着になると辛いが、昨春の再現を期待し単穴に推す。
連 下(△) 東京コースとこの距離で実績のある
2枠3番エアシェイディ、昨年このレース3着、鞍上が不気味な
8枠16番カンパニー、重賞2連勝中で前が総崩れになった時に出番がありそうな
8枠17番ドリームジャーニーまで挙げておきたい。
まとめると
◎ 7枠14番 ウオッカ
○ 4枠 7番 ダイワスカーレット
× 2枠 2番 ディープスカイ
▲ 1枠 1番 アサクサキングス
△ 2枠 3番 エアシェイディ
△ 8枠16番 カンパニー
△ 8枠17番 ドリームジャーニー
馬券は、馬連は◎から流す。
1−14、2−14、3−14、7−14、14−16、14−17
の6点。



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posted by スポーツ職人 at 05:50| 東京 ☀|
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