2008年11月30日

魅せた女王の舞!!いよいよファイナルで直接対決へ   【女子フィギュアスケート NHK杯】

〜スポーツナビ より〜

 フィギュアスケートの世界女王、浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が29日、東京・国立代々木競技場で行われたグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯の女子で合計191・13点を出して圧勝し、GPシリーズ上位6選手で争うファイナルに4年連続で進出した。GPファイナルには浅田真の他、中野友加里(プリンスホテル)と安藤美姫(トヨタ自動車)が進出を決めた。

 NHK杯で浅田は2006年以来の優勝。日本選手で最多のGP通算勝利数を6に伸ばし、12月11日に韓国の高陽で開幕するファイナルで、3連覇を狙うライバルの金妍児(韓国)と今季初めて直接対決する。

<コメント>
 GPシリーズ最終戦となったNHK杯は、表彰台を独占した日本人の強さが際立つ結果となった。
  
 その中でも浅田選手の滑りは特筆すべきものがあった。フリーの演技でトリプルアクセルを2回跳ぶと公言し、2回目こそ回転不足と判定されたが、攻める気持ちが出て来た事は今後に繋がるだろう。全力を出し切ったと言う満足感が、演技終了後の笑顔に表れていたような気がする。(最後のお手つきはご愛嬌か。)
 
 この後はGPファイナルで、今季好調のライバルキム・ヨナ選手との直接対決が待ち受けている。フランス大会の時の滑りでは、今シーズン追いつく事は出来ないだろうと思われていたライバルの影が大きく見えてきたのではないだろうか。両者の戦いが今から楽しみである。



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今年最後の府中の杜に轟くは、3世代ダービー馬の勝どきか?それとも「マツリ」囃子か?  【競 馬 ジャパンカップ予想】

   競馬の第28回ジャパンカップ(GT)が30日、東京競馬場芝2,400mで行われる。

   先日行われた天皇賞で歴史の残る名勝負を演じたウオッカやディープスカイを始め、凱旋門賞帰りのメイショウサムソンの、いわゆる「3世代ダービー馬」が揃い、他にも昨年のグランプリホース、マツリダゴッホや今年の菊花賞馬、オウケンブルースリなど 、暮れのグランプリレースと思わせるような豪華な顔ぶれとなった今回のレース。果たして今年最後の開催となる府中の森で笑うのはどの馬か。

【本紙予想】
  外国馬と日本馬の対決が注目されるこのレースだが、ここ数年は小粒なメンバー構成の外国馬に対し、タイトルホースがこぞって参戦している日本馬の強さが目立っており「プレ有馬記念」の様相を呈している。今回も3世代のダービー馬を始め、グランプリホースに菊花賞馬と豪華なメンバーとなった。傾向としては、中山開催となった2002年は荒れる結果となった以外は比較的堅く収まり、馬の実力がそのまま反映されるレースと言える。そこで、本紙の予想。


本 命(◎) 1枠2番 メイショウサムソン
  前走の凱旋門賞では並み居る外国の強豪馬に屈したが、天皇賞を回避しじっくり調整して来た。遠征帰りと言う事で体調が不安材料ではあるが、休み明けは昨年制した天皇賞がそうだったように苦にしないタイプである。GT4勝の実力、内枠で連を外したのは昨年の有馬記念だけと持ち前の勝負根性が発揮できる条件が揃った今回、連は外さないと判断し本命に推したい。


対 抗(○) 5枠9番 ディープスカイ
  前走の天皇賞では最後の直線でウオッカに後れを取ったが3世代のダービー馬の中では上昇度No.1である。距離もダービーを制した時と同じであり問題ないだろう。その時と同じ舞台で春の再現なるか。

注 意(×) 2枠4番 ウオッカ
  前走の天皇賞を見ても分かる通り、現役最強馬である事は誰もが認めるだろう。不安材料は折り合いだけだが、内枠で揉まれる事でその影響がどう出るか。近走を見るとこの馬のベストは1,600〜2,000mのような気もするので、この距離は微妙に長いのではないかと判断し今回は評価を下げた。

単 穴(▲)  7枠15番 アサクサキングス
  考えてみれば昨年の菊花賞馬だった同馬。その後、善戦するも勝ち切れないレースが続いているが、昨年のダービーでウオッカの2着に粘って穴を開けたのは記憶に新しい。休み明け2戦目で上積みも見込める今回。ルメール騎手の一発で再び穴を開ける予感がする。

  その他連下(△)として、前走同じ距離のレースを勝っている4枠8番トーホウアラン、左回りが最大のネックもやはり怖い7枠13番マツリダゴッホ、英GT2着の実績がある7枠14番ペイパルブル まで挙げておきたい。
 
  まとめると

◎ 1枠 2番 メイショウサムソン
○ 5枠 9番 ディープスカイ
× 2枠 4番 ウオッカ
▲ 7枠15番 アサクサキングス
△ 4枠 8番 トーホウアラン
△ 7枠13番 マツリダゴッホ
△ 7枠14番 ペイパルブル

  馬券は馬連で◎〜△へ流す。2−4、2−8、2−9、2−13、2−14、2−15の6点。












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2008年11月28日

ファイナル目指して・・・・「女王の舞」復活か?【フィギュアスケート  NHK杯】

〜スポーツナビ より〜

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯が28日、東京・国立代々木競技場で開幕し、女子ショートプログラム(SP)は12月のファイナル(高陽=韓国)進出を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)が安定した滑りで64・64点を出し、首位に立った。
  2位は61・52点のアシュリー・ワグナー(米国)。鈴木明子(邦和スポーツランド)が55・56点で4位につけ、中野友加里(プリンスホテル)は54・82点の5位と出遅れた。
   男子SPは3大会ぶりの優勝を狙う織田信成(関大)がほぼ完璧な演技で81・63点をマークし1位。ジョニー・ウェア(米国)が78・15点で2位となり、無良崇人(岡山・倉敷翠松高)は69・70点で4位、南里康晴(ふくや)は8位。

<コメント>
  ウィンタースポーツ最大のイベントであるオリンピックは、2010年バンクーバーで開催される。まだ先の話であるが、それが近づくにつれて一つ一つの大会をどのようにこなして行くのか、重要な意味を持つようになる。

  2008−2009年シーズンが既に開幕しているフィギュアスケート。12月に韓国で行われるGPファイナルへ向けて、いよいよ大詰めを迎えたGPシリーズ。今年3月にスウェーデンで行われた世界選手権を制し、2007−2008年シーズンを最高の形で締めくくった浅田真央選手。今シーズンは、得意としていたジャンプに精彩を欠き、前回のフランス大会では優勝を逃した。ジャンプの精度に不安を抱えたまま迎えたNHK杯だったが、SPでは細かなミスはあったものの安定した滑りを見せて首位に立ち、久々に笑顔が戻った。明日(29日)行われるフリーの演技で今日同様、安定した滑りを見せる事が出来れば結果はついてくるだろう。

  今シーズンの女子フィギュアスケートは浅田選手のライバル、キム・ヨナ選手の強さがとにかく際立っている。しかもGPファイナルはホームである韓国で行われる。浅田選手がその出場権を獲得する事は難しい事ではないと思うが、キム選手の上に立つ事は容易ではない。ジャンプの精度を含めて今は試練の時なのかも知れない。その試練を乗り越え、良い形でオリンピックシーズンとなる来シーズンに繋げて行って欲しい。





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2008年11月26日

新大関誕生!!果たして相撲界の救世主となれるか?  【大相撲 日馬冨士大関昇進】

〜スポーツナビ より〜

  日本相撲協会は26日、福岡市内で開いた来年初場所(東京・両国国技館)の番付編成会議と理事会で、関脇安馬改め日馬富士(はるまふじ)の大関昇進を決めた。
 昇進を機にしこ名を改めた日馬富士は「大関の名を汚さぬよう、一生懸命けいこしていい相撲を取りたい」と決意を述べた。来年初場所の新番付は2横綱、5大関となる。

<コメント>
  先日行われた九州場所の優勝決定戦では横綱白鵬に敗れたものの本割でその横綱を下し、13勝2敗の好成績を収めた安馬改め日馬冨士の大関昇進が正式に決まった。
  
  初土俵の時の映像がテレビで流れていたが、まるで針金のようにとにかく細かった。今でこそ筋骨隆々の体つきになったが、それでも幕内の他の力士と比べると体格に恵まれているとは言えない。それでもスピードと技に磨きをかけてここまで上り詰めた。慣れない日本の生活や相撲界独特のしきたりに戸惑いながら、相当の努力を重ねたのだろう。初優勝は来年以降にお預けとなってしまったが、今後は横綱と対等に渡り合えるようになり、大関に踏みとどまる事無く角界のトップの座に立って欲しいと思う。

  近年暗い話題が多い大相撲界。それを物語るように九州場所の観客の入りも良くなかったと聞いている。日本人としては、日本の力士に土俵を盛り上げて欲しい、と言いたい所だが、それに相応しい力士が見当たらないのが残念ではある。
  来場所は朝青龍の進退を懸けた戦いや白鵬そして日馬冨士の事など話題が多い場所になりそうである。是非、「モンゴルトリオ」を中心に土俵が盛り上がる事、そして彼らを打ち破る日本人力士が現れる事を期待したい。


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2008年11月25日

泣いても笑ってもあと2試合!! 悲喜交々の人間模様が繰り広げられる最終章 【サッカー Jリーグ】

 サッカーのJリーグは22日、23日にJ1で第32節、J2で第43節が行われた。

  J1で首位を走る鹿島アントラーズはアウエーで大分と対戦し、後半日本代表の内田が上げた先制点を守り切り1−0で勝利を収めた。鹿島を追う名古屋も京都に競り勝った。一方、昨年のアジアチャンピオン浦和レッズは1−2で清水に敗れ、優勝戦線から大きく後退した。

  また、J2では勝てば初のJ1昇格となる山形が引き分け次節以降に持ち越しとなった。

  大詰めを迎えたJリーグは各チーム残り2試合となった。J1では次節鹿島が勝ち、2位の名古屋と3位の川崎Fが共に引き分けるか負ければその時点で鹿島の2年連続のJリーグチャンピオンが決まる。

【J1第32節結果】
浦 和 1 - 2 清水
川 崎 4 - 0 G大阪
京 都 2 - 3 名古屋
神 戸 1 - 1 FC東京
大 分 0 - 1 鹿 島
千 葉 0 - 3 横浜FM
東京V 1 - 1 札 幌
新 潟 2 - 2 大 宮
磐 田 3 - 3 柏

左側がホーム。

【J1順位表】

 1  鹿島アントラーズ57
 2  名古屋グランパス55
 3  川崎フロンターレ54
 4  浦和レッズ53
 5  大分トリニータ52

10  柏レイソル43
11  横浜F・マリノス42
12  京都サンガF.C40
13  大宮アルディージャ39
14  アルビレックス新潟39
15  ジュビロ磐田37
16  東京ヴェルディ37
17  ジェフユナイテッド千葉35
18  コンサドーレ札幌18

チーム名右側の数字は勝ち点。同点の場合は得失点差などによる。

<コメント>
  残り2節となった今年のJリーグ。ここではリーグチャンピオン、J1残留&昇格争いの展望について書いてみたいと思う。
  昨年同様、最終節までもつれ込みそうな優勝争い。数字の上では6位のFC東京までチャンスがあるが事実上、鹿島、名古屋、川崎F辺りまでが圏内とみる。
  
  昨年、逆転優勝し復活した鹿島はゴールランキングトップのマルキーニョスを中心とした攻撃陣と守備陣が上手く噛み合って今シーズンも安定した戦いを続けており、優勝に最も近いと言える。何より23日の試合で上位争いを演じる大分を下したのは大きかった。昨年の最終節での逆転劇を考えると油断は出来ないだろうが、J2降格の危機にある事から死に物狂いで挑んで来るであろうジュビロ磐田戦を切り抜ける事が出来れば、かなり視界が開けて来るのではなかろうか。

  現在2位の名古屋もシーズンを通して優勝争いを演じて来た。最終節でナビスコ杯チャンピオンの大分とアウエーで対戦するだけに逆転する為には次の札幌戦は絶対落とせない一戦となる。
  3位の川崎Fは、次節が最近好調の神戸、最後がJ2降格を防ぐべく必死に戦うであろう東京Vが相手だけに上の2チームに比べれると厳しいか。
  昨年、アジアチャンピオンの座に就いた浦和は現在4位。残る対戦もG大阪、横浜FMと気の抜けない相手が続くだけにタイトル奪還は極めて厳しく、無冠どころか来期のACL出場権獲得も危うい状況である。シーズンを通して監督と選手が一枚岩になれなかった感のあるレッズ。最後に意地を見せて欲しい。

  そして優勝争い以上にクラブにとっては死活問題のJ1残留争い。入れ替え戦まで考えると現在、天国と地獄の境界線に立たされているチームがまだ多くあり、最後まで予断を許さない状況が続いている。最終節に組まれている磐田×大宮戦は、かなり痺れる試合になるのではないだろうか。その磐田、天皇杯ではメンバーをほとんど入れ替えるとか。
先日起きた天皇杯のメンバー問題が再燃しそうな雰囲気であるが、なりふり構っていられないと言うのがオフト監督始め関係者の心境なのだろう。

  一方、J2はサンフレッチェ広島が既に優勝&J1昇格を決めている。残る自動昇格圏1枠も山形が有力となっている。入れ替え戦に進む枠を仙台、C大阪、湘南辺りが争っているが仙台が一歩リードしている。個人的には我が故郷の仙台×山形の「みちのくダービー」を是非、J1の舞台で見たいと思っている。

  いよいよクライマックスを迎えようとしている今年のJリーグ。果たして、どんな人間模様が繰り広げられるのだろうか。


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2008年11月24日

「男達よ、もっとしっかりしなさい!!」 by 牝馬一同(人間も?)  【競 馬 マイルチャンピオンシップ結果】

   競馬の第25回マイルチャンピオンシップが23日、京都競馬場芝1,600mで行われ、4番人気のブルーメンブラット(牝5歳)が最後の直線で内を鋭く突いて抜け出すと、外から強襲したスーパーホーネットの追撃をかわして優勝した。優勝したブルーメンブラットは初のGTタイトル獲得となり、このレースを牝馬が制したのはノースフライト以来14年ぶり。また鞍上の吉田豊騎手は、スマイルトゥモローで制した2002年のオークス以来のGTタイトル獲得となった。(2歳戦を除く。) 

  秋のGTシリーズ。次回はジャパンカップが30日、東京競馬場で行われる。

  また、京都5Rの新馬戦で武豊騎手が落馬し右腕の尺骨骨幹部骨折と診断され、マイルCSを含む同日5鞍の騎乗を取りやめた。メイショウサムソンとのコンビが決まっていたジャパンC(30日)、ヴァーミリアンに騎乗予定だったJCダート(12月7日)騎乗も断念する事が決まった。

【マイルチャンピオンシップ競走結果】 
1着 ○ ブルーメンブラット    吉田 豊  1分32秒64
2着 ◎ スーパーホーネット   藤岡佑介
3着    ファイングレイン     幸 英明
4着 × カンパニー        横山典弘
5着 ▲ ローレルゲレイロ     四位洋文


<コメント>
  天候に恵まれた昨日は家族と1日外出していた為、さっきJRAのホームページに掲載されていたVTRでレースの模様を見た。

  晩秋の京都でのGTレースはこのレースが今年最後となった。紅葉深まる淀の舞台の彩りを更に深く染めたのは、またしても牝馬だった。

  VTRを見た限り優勝したブルーメンブラッドと2着のスーパーホーネットの差はコース取りだったような気がする。馬の末脚を信じて後方に控え内を突いた吉田豊騎手の好騎乗が光った。かつてはメジロドーベルなどでGTレースを席巻した同騎手も、最近は目立った活躍が無く、2004年にデビューした弟の吉田隼人騎手に勝ち鞍で後塵を拝していたがこれで兄の威厳を取り戻したと言った所か。

  一方、1番人気ながら昨年同様僅かの差でタイトルを逃したスーパーホーネットもウオッカを下した実力を見せる事は出来たが、道中外を回らされ上がり3Fも優勝馬と同タイムでは仕方が無かった。枠順が明暗を分けたと言えるかも知れない。
 
  ブルーメンブラットの優勝でこの秋、牡牝混合のGTレースは、今のところ全て牝馬が優勝している。(菊花賞は牝馬が出走していない為、対象外)おまけに安田記念も加えると、今年4つのGTレースを牝馬が占めた。人間の世界では男が弱くなった(優しくなった?)と言われて久しいが、馬もいよいよ女性(牝馬)の時代になってしまったのだろうか。

  話は変わって新馬戦で落馬、負傷した武豊騎手の今後が心配である。来週のジャパンカップ以降も有力馬への騎乗が予定されているだけに対象となっている陣営としては頭が痛いと思う。取り敢えずメイショウサムソンには誰が乗るのだろうか。












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2008年11月23日

秋のマイル王決定戦!!再び「ハチの一刺し」はあるのか?  【競 馬 マイルチャンピオンシップ予想】

  競馬の秋のGTシリーズ第6弾、第25回マイルチャンピオンシップが23日、京都競馬場芝1,600mで行われる。
  前走の毎日王冠で現役最強牝馬であるウオッカを下したスーパーホーネット、同じく前走の府中牝馬ステークスで、エリザベス女王杯で人気を集めたカワカミプリンセスを下したブルーメンブラットなど粒が揃った今秋のマイル王決定戦。淀で今年最後となるGTの主役になるのは果たしてどの馬か。

【本紙予想】
  今秋のGT戦線も折り返し地点を迎えた。第6弾は秋のマイル王決定戦、マイルチャンピオンシップ。今年淀で行われる最後のGTレースを飾るのは果たしてどの馬か。

本 命(◎) 8枠17番 スーパーホーネット
  前走で後に天皇賞を制したウオッカを破った末脚を見せ付けられれば前日オッズで1番人気になるのも当然である。続いて人気となっているカンパニーと府中牝馬ステークスを制したブルーメンブラットも今年、そのウオッカに善戦したと言う共通項がある。しかし、その最強牝馬に先着したのは同馬だけ。激走の反動による疲れが気になる所だが、中間の調教の様子からそれはあまり無いように見える事、昨年惜しくも敗れたダイワメジャーのような強力な馬が出走しない今回こそ勝ち時である。昨年の雪辱を果たせる状態にあると判断し、本命に推したい。

対 抗(○) 4枠7番  ブルーメンブラット
  今年に入って急成長した同馬。春のヴィクトリアマイルでウオッカに迫ると、休み明けの前走でカワカミプリンセスを破り重賞初制覇を果たした。相手が一気に強化される今回は決して楽なレースではないが、上がり3Fで速い脚を繰り出せる魅力もあり、叩き2戦目となる今回、調子落ちはないと判断した。勢いがある事を考えると侮れない一頭である。

注 意(×) 8枠16番 カンパニー
  歴史的な一戦となった前走の天皇賞では勝ちもあるのではないかと思わせた同馬。天皇賞の時のような脚が出せればここも勝ち負けになると思う。更に先週悔しい思いをした横山騎手の一発が怖い所でもある。しかし前走の反動や、ここ数戦勝ち運に恵まれていない事を考えると3番手評価が妥当と判断した。


単 穴(▲) 1枠1番  ローレルゲレイロ
  休み明けだった前走スワンSで2着と好走。マイル戦での実績もあり、最内枠からの前残りの展開を考えて・・・。昆調教師、四位騎手のコンビと言えば来週出走予定のディープスカイ。その前祝いと行きたい所か。

 その他連下(△)として、そろそろ走りそうな気がする2枠3番スズカフェニックス、この距離で実績豊富な7枠13番サイレントプライド、前走大敗もこの距離ならまだ見限れない7枠15番スマイルジャック、相手なりに走る8枠18番エイシンドーバー まで挙げておきたい。

 まとめると

◎ 8枠17番 スーパーホーネット
○ 4枠 7番 ブルーメンブラット
× 8枠16番 カンパニー
▲ 1枠 1番 ローレルゲレイロ
△ 2枠 3番 スズカフェニックス
△ 7枠13番 サイレントプライド
△ 7枠15番 スマイルジャック
△ 8枠18番 エイシンドーバー


 馬連で◎から△への流し馬券。1−17、3−17、7−17、13−17、15−17、16−17、17−18の7点。 今秋のGT5戦3勝(スプリンターズS、天皇賞、エリザベス女王杯)と好調?の本紙。果たして今回の結果やいかに・・・。












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2008年11月20日

「これで安心して年を越せます。」  by   日本代表関係者&日本サッカー協会関係者 【サッカー W杯アジア最終予選】

 サッカーの2010年W杯アジア最終予選が19日、各地で行われグループAの日本は、田中や玉田などがゴールを決め3−0でカタールを下し勝ち点を7に伸ばした。グループAのもう一試合、オーストラリア×バーレーンは後半のロスタイムに得点を上げたオーストラリアが1−0でバーレーンを下し首位をキープした。

  一方のグループBはサウジアラビア×韓国、UAE×イランが行われ韓国が2−0でサウジアラビアを下し首位を守り、UAE×イランは1−1のドローだった。

  W杯アジア最終予選。日本は来年の2月11日、ホームでオーストラリアと対戦する。

【W杯アジア最終予選グループA結果(11月19日分)】

 日 本(7)  3−0  カタール(4)
(得点者)
 前19分  田中達
 後 2分  玉田
 後23分  闘莉王

 オーストラリア(9) 1−0  バーレーン(1)

【W杯アジア最終予選グループB結果(11月19日分)】

 韓 国(7)  2−0  サウジアラビア(4)

 UAE(1)  1−1  イラン(5) 
 
太字はホームチーム。( )内の数字は勝ち点。

<コメント>
  日本のサッカー界にとって忘れられない出来事、「ドーハの悲劇」から早いもので15年が過ぎた。当時、代表に名を連ねた選手の内、肩書が変わらないのは、カズこと三浦知良選手とファイター中山雅史選手だけ。残りのメンバーは皆、指導者や解説者など第二の人生を歩んでいる。それと肩書が変わらないと言えば、指揮官だったオフト氏。クラブと代表と言う、環境こそ違えど「指揮官」として現在、日本にいるのは興味深い。
  あれから日本は3度W杯に出場し、ようやく世界の舞台に辿り着いた。

  さて、日本代表がW杯予選で因縁の地、カタールに足を踏み入れたのはそれ以来となるW杯最終予選の第3戦。初戦のバーレーン戦、続くウズベキスタン戦と負けはしないものの胸のつかえるような試合が続き、この試合でもし勝てなければ、岡田監督の解任論が再燃しそうな雰囲気の中で行われた。しかし、消化不良気味だったこれまでの戦いの鬱憤を晴らすような内容で、当面のライバルであるカタールを圧倒した。

  勝たなければならないと言うプレッシャーの中で3点を上げた事は評価に値する事だと思うが、それ以上に楢崎、中澤と言ったディフェンスの軸を欠いた中で、最終予選で初めて相手を無失点に抑えた事の方が大きいし、選手にとっては自信に繋がるだろう。先制点を取ってからは脅威と目されていたカタールの鋭い攻撃を封じ込め、特に危険な選手とされていたFWセバスチャン選手には仕事らしい仕事をさせなかった。

  それと、得点を上げた時間帯も理想的だった。相手に攻め込まれていた時間帯に取った先制点、さあこれからと、相手が意気込む所で取った2点目、そして相手の息の根を止めた3点目・・・。特に2点目の玉田選手の「弾丸シュート」は相当のダメージを与えたに違いない。それほど素晴らしいシュートだった。

  W杯予選はこれからが長い道のり。この試合の勝利で浮かれていると後に大きな落とし穴が待ち受けているような気もするが、取り敢えず勝たなければならない試合で結果を残し、それなりの内容で当面のライバルの指揮官に白旗を上げさせた事で南アフリカへ向けて一歩前進したと言えるだろう。 

  一方、日本にとって脅威と思われていたカタールだったがそう感じたのは日本に先制点を取られるまでだった。前からアグレッシブにボールを取りに行く日本のプレスに対応する事が出来ず、課題だったディフェンスも綻んだ。時折、鋭い攻撃を見せはしたものの効果は無かった。
勝ち点で並んでいるとは言え、他国よりも1試合多くこなしている彼らの方が日本以上にプレッシャーを感じていたのかも知れない。

  15年前、テレビのスタジオで悔し涙を流しコメントすら出来なかった現在の日本代表指揮官。「因縁の地」で勝利を収めた事で内心、ホッとしているのではないだろうか。

  次は少し間をおいてオーストラリアとの首位決戦である。アジアに転籍したオーストラリアとW杯本戦で対戦する事は今後無いかも知れない。2006年に受けた屈辱のリベンジを晴らすべく舞台は整った。是非、リベンジを果たして欲しいと思う。






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2008年11月17日

Road to National  Stadium!!  果たしてサッカーの聖地に行けるのはどのチームか?  【サッカー 全国高校サッカー組合せ】

  第87回全国高校サッカー選手権大会に出場する各都道府県の代表が12月7日に決勝が行われる神奈川を除いて出揃い、組合せ抽選会が17日行われた。

  今夏のインターハイチャンピオン、市立船橋(千葉)の初戦は香川西(香川)、昨年のこの大会準優勝校の藤枝東(静岡)は境(鳥取)と対戦する事が決まった。また、国立競技場で行われる開幕戦は鹿島学園(茨城)×一条(奈良)となった。

  87回目を迎える全国高校サッカー選手権大会は12月30日の開幕戦を皮切りに首都圏各会場で行われ、1月12日に国立競技場で決勝戦を迎える。

【第87回全国高校サッカー組合せ】
http://www.mmt-tv.co.jp/high_sc2008/zenkoku_kumiawase.pdf
<コメント>
  今年も残すところ後1ヶ月とちょっと。プロ野球は西武がアジアシリーズを制し幕を閉じて既に選手の移籍話がメインとなっている。そして正月の風物詩である高校サッカー、ラグビー、駅伝の時期になろうとしている。
  そんな中、年末から首都圏で開催される全国高校サッカーの組合せ抽選会が今日(17日)行われ、1回戦で青森山田(青森)×鹿児島城西(鹿児島)、帝京(東京A)×広島皆実(広島)、2回戦で星稜(石川)×作陽(岡山)の好カードが組まれた。


  今年の選手権の各地方予選の結果を見ると、前回この大会で優勝し、今夏のインターハイで市立船橋と優勝を分け合った流通経済大柏が予選決勝に進む事無く敗れ去り、ベスト4に進出した高川学園(山口、旧多々良学園)と津工業(三重)、かつて全国大会常連だった長崎の国見高校や都立旋風を巻き起こした三鷹高校も全国大会のキップを獲得する事が出来なかった。
  
  各都道府県大会を勝ち抜いた48校(神奈川は未決定)が年末年始、どんな戦いを繰り広げるのか。Jリーグが発足した事による効果もあり地域間格差がなくなって、どのチームにも優勝するチャンスがあると思うが、敢えて優勝候補を挙げるとするならば、全国大会を勝ち抜くより難しいのではないかと思われる、ハイレベルの千葉県大会を勝ち抜いたインターハイチャンピオンの市立船橋が筆頭だろうか。
  その他昨年準優勝した藤枝東や、かつて「セクシーフットボール」を標榜しこの大会を制した野洲(滋賀)、予選で古豪遠野を下した不来方(岩手)や激戦区大阪を制した大阪桐蔭などの初出場勢、青森山田や帝京、四日市中央工業と言った常連校の戦いぶりにも注目したい。


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優勝馬を差し切った「じゃじゃ馬お嬢様」!!  【競 馬  エリザベス女王杯結果】

  競馬の第33回エリザベス女王杯(GT)が16日、京都競馬場芝2,200mで行われ、4番人気のリトルアマポーラが最後の挑戦で抜け出し、GT初制覇を果たした。。鞍上のルメール騎手は、2005年有馬記念(ハーツクライ)以来となるJRAのG1優勝。
  一方、1番人気カワカミプリンセスは追い込み及ばず2着に終わった。
  尚、3番人気だったポルトフィーノがスタート直後に落馬、カラ馬となった同馬が先頭でゴールを駆け抜けると言う珍事も起きた。
  秋のGTシリーズ。次回は23日、同じく京都競馬場でマイルチャンピオンシップが行われる。

【第33回エリザベス女王杯 競走成績】

※消 ▲ポルトフィーノ
1着 △リトルアマポーラ    ルメール   2分12秒14
2着 ◎カワカミプリンセス   横山典弘
3着 ○ベッラレイア       秋山真一郎
4着 △マイネレーツェル    川田将雅
5着 △レインダンス       武幸四郎

<コメント>
  一昨年このレース、先頭でゴールしながら進路妨害による降着となったカワカミプリンセスの汚名返上なるかで注目された今年のエリザベス女王杯。優勝したのは、これまでGTレースで人気がありながら実力を出し切れなかったリトルアマポーラだった。そして、それを最後の直線で差し切ってしまったカラ馬が登場すると言う誰も予想しなかったであろう結末が待ち受けていた。

  まず正真正銘の優勝馬リトルアマポーラは、桜花賞で2番人気、オークスでは1番人気に推されるほどの実力馬だったが、これまでスタートで後手を踏み追走及ばずと言うレースが続いていた。今回はスタート無難にこなす事が出来た事もあると思うが、騎乗したルメール騎手が馬を好位に付け早めに仕掛けた事が結果的に良かった。

  2着だったカワカミプリンセス、3着だったベッラレイアは共に1番人気、2番人気の実力は示したと思うが道中の位置取りが最後まで響いた恰好となった。

  そして、別な意味で主役だった良血ポルトフィーノ。スタート直後に名手を振り落とし、道中大逃げで気持ち良さそうにひとり旅を続け、最後の直線で失速するのかと思いきや、「華麗なる血統」の血が騒いだのかいきなり画面の外側から現れると、優勝したリトルアマポーラを差し切ってしまった。ため息がどよめくスタンドを尻目に気持ちよく走った上に先頭でゴールを駆け抜け、違った意味で能力の高さを見せ付けた事に馬自身は満足しているのかも知れない。
  武騎手と落馬と言えば、2002年の菊花賞で1番人気に推されながらスタート直後にアクシデントが起きたノーリーズンが思い出されるが、その悪夢が再び訪れるとは本人も思っていなかっただろう。

  かくして一昨年に続き今年も「幻の優勝馬」が誕生したエリザベス女王杯。来年はどんなシナリオが用意されているのだろうか。












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2008年11月15日

最強牝馬が出ない「最強牝馬決定戦」 ドラマの結末は、「リベンジ成功」?「素質開花」?それとも・・・   【競 馬  エリザベス女王杯予想】  

    秋のGTシリーズ第5弾は最強牝馬を決める戦い。競馬の第33回エリザベス女王杯が16日、京都競馬場芝2,200mで行われる。
  天皇賞(秋)で競馬史に残るような激闘を繰り広げた、ウオッカ、ダイワスカーレットの、最強の上に「超」が付く2頭は出走しないものの、一昨年の幻の優勝馬であるカワカミプリンセスや未完の大器ポルトフィーノ など、面白いメンバーが揃った今年の女王決定戦。果たして「超」最強牝馬に近づくのはどの馬なのか。


【本紙予想】
  最強牝馬を決めるレースではあるがウオッカ、ダイワスカーレットと言った現役最強牝馬はジャパンカップに向かうため出走しない。このレースで果たして上の2頭を凌駕するような最強牝馬が現れるかどうか。
  過去のエリザベス女王杯からレースの傾向を探ると、ひと夏越して成長した3歳勢或いは4歳勢の強さが目立つ。
  「女心と秋の空」と言われるように、とにかく当日になってみないと走るかどうか分からない牝馬戦。人気通りに収まるのか。それともあっと驚く高額配当が飛び出すのか。
  明日、京都は雨の予報が出ており、馬場状態もレースの行方を左右しそうな今年の女王決定戦。そこで、本紙の予想。

本 命(◎)7枠15番 カワカミプリンセス
  一昨年オークス、秋華賞を制するなど無類の強さを見せていた。その勢いでこのレースもトップでゴールを駆け抜けたが、進路妨害により涙を飲む結果となった。その後骨折などで長期休養を強いられていたが春に戦線復帰。前走の府中牝馬ステークスでは仕上がり途上ながら2着に粘り、3歳時の強さをを取り戻しつつある。中間の調整も上手く行っている事を考えるとGT2勝馬を軽く扱う事は出来ない。最強2頭が不在のこのレース。汚名返上出来る状態にあると見てこの馬を本命に推したい。

対 抗(○) 7枠13番 ベッラレイア
  休み明け初戦となった前走の府中牝馬ステークスで3着と好走した。昨年はダイワスカーレットやウオッカとも渡り合ってきた最強世代。強烈な末脚が持ち味なだけに降雨により馬場が渋るとマイナスだが、ここでも実力上位と見て対抗に推したい。

注 意(×) 6枠11番 ムードインディゴ
  前々走ローズS、前走秋華賞ともに2着と今、最も充実していると言える。しかも道悪を経験している事が強み。伸び盛りの3歳。軽く扱うと痛い目に遭いそうだ。

単 穴(▲) 3枠5番ポルトフィーノ  
  父クロフネ、母エアグルーヴ、姉アドマイヤグルーヴと言う超良血で早くから活躍が期待されていた。
  しかし、桜花賞はハ行で出走取消、オークスは骨折で出走を断念。復帰後、出走を目指した秋華賞は賞金不足で除外とことごとく運に見放されていたが、ようやく表舞台に出る事が出来た。距離、折り合いなどクリアすべき課題が多いが、ハマれば初重賞制覇がGTレースと言う偉業を達成する事もあり得る。鞍上はこの血統を知り尽くている武豊騎手。果たして姉に続き妹も優勝に導く事が出来るか。

 この他、連下(△)として、道悪が最大の敵ではあるものの内枠で好成績を収めている1枠1番レインダンス、大型新人三浦騎手騎乗の2枠3番ビエンナーレ、前走の凡走がかえって不気味な4枠7番マイネレーツェル、この距離合いそうな8枠16番リトルアマポーラまで挙げておきたい。

 まとめると

◎ 7枠15番  カワカミプリンセス
○ 7枠13番  ベッラレイア
× 6枠11番  ムードインディゴ
▲ 3枠 5番  ポルトフィーノ
△ 1枠 1番  レインダンス
△ 2枠 3番  ビエンナーレ
△ 4枠 7番  マイネレーツェル
△ 8枠16番  リトルアマポーラ  


 馬連で◎から○×▲△への流し馬券とする。

 1−15、3−15、5−15、7−15、11−15、13−15、15−16の7点。












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2008年11月13日

勝つには勝ったが、「仮想カタール」だったかと言われると・・・。 【サッカー 日本×シリア】

  サッカーの国際親善試合キリンチャレンジカップの日本×シリアが13日、ホームズスタジアム神戸で行われ日本が3−1で勝利を収めた。
  日本は前半開始早々、DFの長友がドリブルでサイドを突破し先制点を上げると、その後も玉田、大久保のFW陣が得点を重ね、シリアの反撃をP.Kによる1点に抑えた。

  
  日本代表は19日、W杯アジア最終予選でアウエーに乗り込みカタールと対戦する。


【試合結果】
 日 本  3−1  シリア
(得点者)
前 3分  長 友
前26分  玉 田
後17分  大久保
後33分   アルジノ(P.K)

<コメント>
  19日に行われる大事なカタール戦に守護神の楢崎、ディフェンスのみならず日本代表の精神的支柱である中澤が怪我で欠場、他にも痛んでいる選手が多くいる上に、ACL及び欧州組が直前に合流と不安を抱えた中で行われた今日のシリア戦。仮想カタールと位置付けて行われたが、本番でも今日のような戦いが出来れば誰も文句は言わないだろう。
  
  試合開始早々、長友選手がドリブル突破で得点を上げ相手を混乱させ、その後もFW陣で得点を重ね、攻撃に関しては概ね評価出来るだろう。但し相手がカタールなど中東の上位レベルのチームに対してなら、の話である。
  対戦したシリアは、3次予選でイランやUAEを苦しめたものの最終予選には進出していない。また、今日の試合でも中盤や長友選手が突破した左サイトのプレッシャーが殆ど無く、思い通りにやらせてもらえていたという印象を受けた。また、カウンターもP.Kを与えたシーン以外は脅威的なものではなかった。カタールがシリアと同じだとは思えない。恐らく激しいプレッシャーから鋭いカウンターを繰り出してくるだろう。そう言う展開になった時、ディフェンスの要、中澤選手抜きで代役の選手がうまく対処できるか。厳しい言い方ではあるが、今日の試合は無失点で勝たなければならない。特に後半はプレスが緩くなり攻め込まれるシーンが多く見られた事(P.Kを与えたシーンはそれが起因するものである。)が不安ではある。選手交代を多く行い難しい部分だった事は差し引いても・・・。

  今回の親善試合。格下を相手に本番の予行演習が出来たかと言われると甚だ疑問ではあるが、多くの選手を起用できた事、何より大事な1戦を前に勝って、良いイメージを持って「因縁の地」に乗り込めるのはプラス材料である。
  決戦までおよそ1週間。日本代表が今年最後の戦いで勝利し、安心して年を越せるか。それとも因縁の地で、再び「あの悲劇」が繰り返されるのか。運命の時が刻一刻と近づいて来ている。





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2008年11月11日

師弟によるサクセスストーリー描けず、か?  【バスケットボール  リンク栃木監督解任】

〜スポーツナビ より〜
 バスケットボール男子の日本リーグに今季加入し、田臥勇太が所属するリンク栃木は10日、加藤三彦監督(46)を9日付で更迭したと発表した。現状のチーム体制では今後の成長が困難と判断したことを理由に挙げた。後任監督について協議中で、加藤監督も別の役職で残る可能性がある。
 今季のリーグはここまで3勝7敗で、8チーム中6番目にいる。
 加藤監督は高校男子の強豪、秋田の能代工高を率いて幾多の全国制覇を果たした。3年契約で今春就任したばかりだった。
 

<コメント>
  かつて能代工業を率いて幾度となく全国優勝を成し遂げ、今年4月に久々に日本リーグのコートに指導者として戻って来た加藤氏。その後、教え子だった田臥選手や日本代表の川村選手なども加わり、その手腕が注目されていた。3年契約でまだ1年にも満たない、しかもリーグ戦が始まって間もないこの時期での解任劇は異例とも言える。
 ここまでの成績は決してチームとしても本人としても満足行くものではないと思うが、これからのチームである。スポーツ紙などの記事を見ると、その成績が原因ではなくチーム体制に問題があったようだ。チーム内で何があったのかは詳しくは分からないが、選手との信頼関係を築き方など、高校とプロとの違いに戸惑いがあったのだろうか。それと、恩師の更迭を田臥選手はどう思っているのだろうか。話題性や期待が大きかっただけに残念である。

   それにしてもこれに関する記事の扱いは各紙決して大きいものではなかった。小生が読んだ某スポーツ紙は隅の方に数行書かれていただけである。プロ野球の日本シリーズがあったので仕方ない面はあるが、やはりバスケットボールは日本ではメジャースポーツではないのだろうか。


加藤氏監督就任時に書いた記事(4月1日付)
http://sports-com.seesaa.net/article/91892376.html


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2008年11月10日

百獣の王の猛追になす術がなかった若兎  【プロ野球 日本シリーズ】

  今シーズンのプロ野球日本一を決める日本シリーズ第7戦が9日、東京ドームで行われ、西武ライオンズが終盤逆転し、3−2で巨人を下して4年ぶり13度目の日本一に輝いた。シリーズMVPには第4、6戦で勝利投手となった岸孝之投手(23)が輝いた。西武は日本代表として「アジアシリーズ2008」(13日開幕)に出場する。

【試合結果】
西 武 0 0 0  0 1 0  0 2 0  3
巨 人 1 1 0  0 0 0  0 0 0  2
【勝】 星野 1勝 0敗 0S
【負】 越智 1勝 1敗 0S
【S】 グラマン 0勝 0敗 2S

<コメント>
  西武ドームで行われた第3戦〜第5戦のテレビ中継でゲスト解説を務めた横浜ベイスターズの工藤投手が、どこかの新聞のインタビューで「もし第6戦西武が取ったら、石井、涌井が残る西武が第7戦有利になる。」と言うようなコメントを残したらしいが、その予言通りの結果となった。
 
  第7戦までもれ込んだ今年の日本シリーズ。熱戦が続いたこのシリーズを制したのは、崖っぷちに立たされながら、MVPを獲得した岸投手の快投で息を吹き返したライオンズだった。

  シリーズを振り返ると、前述の通りターニングポイントとなったのは第6戦での攻防だと思うが、最終戦となる第7戦のポイントは、継投と経験とシーズンの戦い方とは違う、いわゆる奇策だったと思う。ここからは、勝負事で禁句の「タラ」、「レバ」の話が多くなるが、ご容赦願いたい。

  まず日本一の栄冠に輝いたライオンズ。先発はベテランの西口だったが、これは大方の予想通り。しかし日本シリーズで勝った事がなく、おまけに東京ドームとの相性も良くない。もし2−0のまま試合が終わっていたら、渡辺監督の起用法に疑問を呈する者も出てくるだろう。それを帳消しにしたのが、続いて登板した石井、涌井の両投手の好投である。シーズンでは有り得ない、しかも打順が回ってくるまでの限定登板と言う、なりふり構わぬ継投策が功を奏した。これで序盤、相手に傾いた流れを引き戻した。もし渡辺監督が実戦から離れている西口投手は見せかけの先発で石井、涌井で勝負する、と最初から考えて起用したとしたらなかなかの役者である。これも第6戦で岸投手が途中から1人で投げぬいた事によって成せた業ではある。
  そして逆転した8回の片岡選手の初球盗塁と本塁突入のプレー。ほとんど警戒していなかったように見えた巨人守備陣の虚を突く好走塁だった。あれで巨人の勢いは完全に止まった。それにしても、逆転の場面でシリーズ絶好調の平尾選手に打順が回ってくるとは・・・。このシリーズを象徴するシーンだったように思う。

   一方、第5戦を取って先に王手をかけながら寸前で日本一の称号がスルリと逃げていったジャイアンツ。もし勝っていたら第5戦のラミレスの激走がターニングポイントだと思っていた。(最終回に西武の平尾選手がクルーンから放った一発が逆風への序章だったのかも知れないが)しかし、岸ショックは想像以上に打線にダメージを与えていたのか、最終戦も火を噴く事はなかった。それでも相手からもらった1点とホームランによって得た追加点を何とか必死に守ろうとした。原監督は渡辺監督とは対象的に最終戦もシーズンの継投を踏襲した。明日なき戦いを続けて来た西武とは立場が違う。奇策は必要ないだろう。しかも越智投手はシーズン優勝に貢献した選手の1人である。結果、日本一の称号を得る事は出来なかったが、若い選手が多いチームにとっては貴重な財産となったシリーズなのは確かである。
  しかし敢えて厳しい言い方をすれば、日本一と言う目標に徹するのであれば、大舞台での経験度を考えると8回の最初からそれが豊富な豊田投手にスイッチしていたら、違う結果になっていたかも知れない。あくまで結果論であるが・・・。更に同点になってからの投手起用が後手に回ってしまったのが悔やまれる点である。

  昨年Bクラスに転落し、名門復活を懸けて挑戦者の底力を見せたチームと、昨年そして今年とセリーグを制しこのシリーズでも先に優位に立った事で、心のどこかにスキが生まれたチームとの差が最後の最後に表れた今年の日本シリーズだった。しかし久々に熱くなる試合を見たような気がする。人気低迷が囁かれている昨今ではあるが、まだ日本のプロ野球も捨てたものではないと言う事も実感したシリーズでもあった。

  さてこれから迎えるストーブリーグ。残念ながら今年も海を渡る選手が何人か出るだろう。しかし時代の潮流を現段階で食い止める事は出来ない。それ以外の選手が来シーズンもファンを感動させてくれる試合を多く見せてくれる事を、そして何より来春開かれるWBCで日本の野球の強さを見せてくれる事を期待したい。


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2008年11月09日

まさに獅子奮迅の活躍!!神様、仏様、岸様で西武逆王手!!  【プロ野球 日本シリーズ】

  プロ野球日本シリーズ第6戦が8日、東京ドームで行われ西武ライオンズが4−1で巨人を下し、対戦成績を3勝3敗とした。日本一の行方は最終戦となる9日に持ち越された。

  崖っぷちに立たされた西武ライオンズが初回に3点を先制し試合を優位に進めると、4回から登板した岸投手が第4戦同様、巨人打線をほぼ完璧に抑える好救援を見せた。

【試合結果】
西 武 3 0 0  0 1 0  0 0 0  4
巨 人 0 1 0  0 0 0  0 0 0  1
【勝】 岸 2勝 0敗 0S
【負】 高橋尚 0勝 1敗 0S

<コメント>
  第5戦敵地でライオンズを下して王手を懸け、日本一へ向けて俄然有利となったジャイアンツの前に立ちはだかったのは入団2年目の「若き鉄腕」岸投手だった。

  試合の流れがどちらに向くか分からない4回にマウンドを託された岸投手。第4戦では毎回奪三振に完封とジャイアンツ打線を手玉に取った。しかし150球近くを投げた上に中2日での登板。おまけに相手は長距離砲を多く持つジャイアンツ打線。負ければ終わりと言うプレッシャーの中、そのプレッシャーを楽しんでいるかのような投球で再びジャイアンツ打線を沈黙させた。

  これで名門チーム同士の戦いは最終戦までもつれ込んだ。日本のプロ野球チーム同士が戦う今年最後の試合。お互い総力戦となるだろう。
西武は、懸念されていた中継陣のハンデも最終戦は西口、石井(一)、涌井、そして万が一の時に備えるべく、ジャイアンツ打線が打ちあぐねている岸投手のベンチ入りもあるのだろうか。とにかくコマは揃った。第6戦勝った勢いで逆転での日本一に輝く事が出来るだろうか。

  一方、ジャイアンツは沈黙した打線が奮起できるか。早めに先制し中継陣への継投が出来るかがポイント。なるべく点差を離して、試合を優位に進めた状態で抑えのクルーン投手を注ぎ込みフィナーレを迎えたい所だ。
  
  ポイントとなる選手を挙げるとすれば、ライオンズはこのシリーズラッキーボーイ的存在となっている平尾選手、ジャイアンツはトップバッターの鈴木選手だろうか。

  今年のプロ野球を締めくくる戦いが間もなく始まろうとしている。


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2008年11月06日

試合の流れを変えた主砲の激走!! 【プロ野球 日本シリーズ】

 プロ野球の日本シリーズ第5戦が6日、西武ドームで行われ巨人が7−3で逆伝勝ちを収め日本一に王手をかけた。
  第6戦は8日、場所を東京ドームに移して行われる。


【第5戦試合結果】 
巨 人 0 1 0  0 0 0  4 0 2  7
西 武 1 0 1  0 0 0  0 0 1  3
【勝】 西村健 1勝 0敗 0S
【負】 涌井 1勝 1敗 0S

<コメント>
  どちらが勝っても優勝に王手をかける事になり、重要な意味を持つ第5戦を取ったのは、ジャイアンツだった。
  
  6回まで西武のエース涌井投手に抑えられ、試合の主導権を奪われていた嫌な流れを変えたのは、逆転の口火を切った主砲ラミレスの好走塁だった。テレビで観ていて、放った一打がベースに当たるラッキーな面はあったにしても、間に合わない、暴走だろうと思った。しかし、虚を突かれたのは西武の守備陣も同じだった。1987年の日本シリーズで、それこそ西武の辻選手がシングルヒットで1塁からホームに帰って来たプレーがあったが、それを思い出させるような走塁だった。この後集中打で逆転し、相手エースをマウンドから引きずり下ろした事を考えると、このシリーズのターニングポイントになる可能性のあるプレーだと思う。
  また原監督の継投策も上手く行った。エースの上原の調子が良くないと見るや3回で見切りをつけ、小刻みな投手リレーを見せた。まさに短期決戦の戦い方である。

   一方、西武は投打の歯車が噛み合わず、いよいよ崖っぷちに立たされた。扇の要、細川捕手と攻撃陣の中心中島選手の負傷退場も最後まで響いた。ジャイアンツを上回るヒットを打ちながら点に結びつける事が出来ず涌井投手を援護出来なかった。

  さて1日の休養を挟んで土曜日に第6戦が行われる。敵地での最終戦に勝って、我が庭に戻るジャイアンツが俄然有利な状況となった。先発投手は第2戦と同じく巨人が高橋尚投手、西武が帆足投手だろうか。第5戦、西武は西口投手でも面白いと思っていたが、渡辺監督はエース対決を選択した。この崖っぷちに立たされた状況で、レギュラーシーズンこそ今一つだったが、シリーズを経験しているベテランに懸けてみるというのはどうだろう。

  今年のプロ野球日本一のチームを決める戦いもいよいよ大詰め。このままジャイアンツが押し切ると言うシナリオなのか。それともライオンズが2連勝で逆転優勝と言うシナリオなのか。勝利の神様は最後のシナリオを仕上げようとしている。


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2008年11月04日

今年のキャッチフレーズは「ホームランシリーズ」か?  【プロ野球 日本シリーズ】

  プロ野球の日本シリーズ第3戦が4日、西武ドームで行われ巨人がラミレス、小笠原のホームランなどの一発攻勢で西武を6−4で振り切り、対戦成績を2勝1敗とした。
  日本シリーズ第4戦は5日、西武ドームで行われる。


【第3戦の試合結果】
巨 人 1 3 0  0 0 1  0 1 0  6
西 武 0 0 0  0 0 4  0 0 0  4

【勝】 内 海 1勝 0敗 0S
【負】 石井一 0勝 1敗 0S
【S】 クルーン 0勝 0敗 1S

<コメント>
  今シーズンのプロ野球日本一のチームを決める日本シリーズが1日から始まり、第1戦、第2戦は巨人と西武がそれぞれ接戦をモノにし星を分け合った。
  場所を西武ドームに移して行われた第3戦は、第1戦、第2戦同様ホームランによって試合が決まった。
  
  第2戦で主砲ラミレスが目を覚ましたジャイアンツは、第3戦も攻撃陣の好調さが目についた。クリーンアップの長打攻勢もそうだが、シーズン途中からトップバッターの座についている鈴木選手の活躍が光った。この試合でも先制点の口火を切るツーベースを放つと、2回には3ランホームランで、先発の石井(一)投手のリズムを崩した。この後の試合で鍵を握る選手になるかも知れない。

  一方の西武は、中村選手のホームランで1点差まで迫ったが連敗し第4戦に負けるといよいよ崖っぷちに立たされる、という所まで来た。
光明は、眠っていた主砲中村選手に一発が出た事だろうか。第4戦の先発が予想される岸投手が好調なジャイアンツ打線を抑え、チームに勢いを取り戻すような投球が出来るか。 

  日本シリーズで過去、数々の名勝負を繰り広げて来た巨人と西武。ホームランで試合が決まる今年のシリーズだが、この後どんな名場面が生まれるのだろうか。
  最後に、今日はテレビで観戦していたが、それにしても平日とは言え、日本シリーズと言うプロ野球最大のイベントの割には観客の入りが寂しいのが少々引っ掛かった西武ドームでの第3戦だった。


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2008年11月03日

他馬を酔わせ、観客を酔わせ、再び歴史に名を残した同い年の女傑!!  【競 馬 第138回天皇賞結果】

  競馬の第138回天皇賞が2日、東京・府中市の東京競馬場芝2,000mで行われ、1番人気のウオッカがダイワスカーレット、ディープスカイとの壮絶な叩き合いを制し、GT4勝目を獲得した。
  レースは最後の直線で、昨年ウオッカの前に立ちはだかり3つのGTタイトルを獲得したダイワスカーレット、今年のダービー馬ディープスカイ、そしてこのレース1番人気に推されたウオッカ、3頭の叩き合いとなり長い写真判定の結果、ウオッカが差し切った。2着ダイワスカーレットとの差はわずか2センチだった。
  ウオッカに騎乗した武豊騎手は、今年GT2勝目で、秋の天皇賞は昨年のメイショウサムソンに続く連覇(3人目)。天皇賞は春秋合わせて11勝目となり「平成の盾男」の面目を保った。

【第138回天皇賞競走成績】
1着 ◎ウオッカ        武 豊   1分57秒21
2着 ○ダイワスカーレット   安藤勝己
3着 ×ディープスカイ     四位洋文
4着 △カンパニー       横山典弘
5着 △エアシェイディ     後藤浩輝

<コメント>
  競馬史上に残るであろう今年の天皇賞。最後の直線での叩き合いは「見応えがあった」と言う言葉では足りないくらいの、まさに名勝負だった。
 昨年、牝馬としておよそ半世紀ぶりにダービーを制したウオッカ。そのウオッカをことごとく破ったダイワスカーレットのライバル同士に、今年のダービー馬ディープスカイを加えた、いわゆる「3強」が前評判通りの強さを見せ付け、東京競馬場に駆けつけた約12万人やテレビなどで観戦していた競馬ファンを酔わせた。

  まずは、ダービー、安田記念に続いて東京競馬場で3つ目をGTタイトルを獲得したウオッカ。これまでダイワスカーレットとの直接対決では前を行くダイワスカーレットを捕らえ切れず敗れるケースが多かった。毎日王冠のレースは、それを意識した先行策かと思っていたが、今回は正攻法で挑み、初めて捕らえ切った。相手が長期休養明けと言う事もあるだろうが、ここで勝たないとライバルにはもう勝てない、と陣営も意気込んでいただけに喜びもひとしおだろう。
  また騎乗した武豊騎手も、今シーズン騎手リーディングトップの座にはいるが、大きなレースで勝つ事が出来なかった。またウオッカに乗ってからも然り。優勝が決まった後に、珍しくガッツポーズを見せていたが、それがここまで苦しんだ事を物語っていた。

  2センチ差でタイトルを逃したダイワスカーレットだが、この馬が名勝負を演出し、最も強いレースをしたと言っても過言ではないだろう。前半ハイペースでレースを作りながら、後半もバテる事がなく食い下がった。長期休養明けを考えると驚異的な走りである。それにしても1着との差は僅か2センチとは・・・。今日の新聞にも写真判定の結果が掲載されていたが素人目には同着にしか見えなかった。ドラマは時に非情な結末をもたらすのである。
   
  3着のディープスカイも最後はウオッカに及ばなかったが能力の高さは見せた。ただ、1コ上の女傑2頭を追い越すにはまだまだ経験が足りなかったと言う事だろうか。 

  僅か2センチ差という劇的な結末だった今年の天皇賞(秋)で主役を演じたウオッカとダイワスカーレット。昨年から続くライバル同士の戦いは、今年少なくともあと1戦は対決が見られそうである。次はどんなシナリオが用意されているのか注目したい。


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ラベル:競馬 武豊 天皇賞
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2008年11月02日

「おらが街」のチーム初タイトル獲得!! これぞまさに地域密着の理想像!! 【サッカー ナビスコ杯】

  サッカーJリーグのカップ戦、ナビスコカップ決勝が1日、東京の国立競技場で行われ、大分トリニータが清水エスパルスを2−0で下し初のタイトルを獲得した。Jリーグ発足後、天皇杯を含めて九州勢がタイトルを獲得したのは初めての事である。

【試合結果】
 
 大 分  2−0 清 水
(得点者)
後23分 高松
後44分 ウェズレイ

<コメント>
  日本サッカーの聖地、国立競技場が青とオレンジで埋まったナビスコ杯の決勝。勝ったのは、今シーズンJリーグで躍進を遂げ優勝に争いを演じている大分だった。
  初のタイトルが懸かったこの試合でも、Jリーグ最少失点を誇るディフェンスは健在で、相手にゴールを割らせる事を許さなかった。

  Jリーグ等での優勝と言えば、大都市圏とその周辺をホームタウンにしているチームが多かったが、大都市圏から離れ、いわゆる「サッカーどころ」ではない地域のチームが優勝した事は、地域密着を理念に掲げるJリーグにとって価値がある事だと思う。遠く離れた大分から大挙サポーターが押し寄せ、スタンドを青で埋め尽くした光景には少々驚いた。このチームが地元の市民にいかに愛されているのかが分かる。
  トリニータの語源である「三位一体」。県民、企業、行政が一体となって勝ち取った今回の優勝は、Jリーグを目指す或いはJ1、J2に所属する地方のチームに勇気を与えるだろう。
 
  現在、Jリーグでも4位と優勝圏内にいるトリニータ。資金、人材が豊富な強豪チームに対する下克上はどこまで続くのだろうか。


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posted by スポーツ職人 at 14:22| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(11) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

勢いの3歳馬か?円熟味増した古馬の貫禄か?豪華絢爛秋の陣!! 【競 馬  第138回天皇賞予想】

  秋のGTシリーズ第4弾、競馬の第138回天皇賞が2日、東京競馬場芝2,000mで行われる。
  ウオッカとディープスカイの新旧ダービー馬対決、昨年はそのウオッカを問題にしなかったダイワスカーレットなどGTタイトルホースが多数出走す近年稀に見る豪華なメンバーが揃った今年の天皇賞。果たして栄光の盾を勝ち取るのはどの馬か。

【本紙予想】
  秋華賞、菊花賞とここ2戦荒れた結果となっている今年秋のGT戦線。メイショウサムソンは回避したものの豪華なメンバーが揃った伝統の天皇賞はどうか。前日オッズを見るとやはり、新旧ダービー馬と昨年はライバル、ウオッカを問題にせず牡馬とも対等に渡り歩いて来たダイワスカーレットに人気が集中している。
  一方、過去の秋の天皇賞を紐解いてみると、「秋の府中には魔物が潜む」と言われ、人気馬がことごとく敗れるケースが多かったこのレースだが、最近では1番人気の馬が勝つケースが増え始め、そのフレーズは死語になりつつある。そこで本紙の予想。

本 命(◎)7枠14番 ウオッカ 
  ライバル、ダイワスカーレットと人気を二分している同馬。前走の毎日王冠では大胆にも逃げを打ち、最後は粘りきれず2着に敗れたが脚質に幅が出た事はプラスである。(逃げ馬ダイワスカーレットを意識した乗り方にも見えたが・・・。)ダイワスカーレットには分が悪いのは確かだが、府中でGT2勝とコース適性も良く、休み明け2戦目で実力を発揮できる状態にあると見る。鞍上は今年のGTでは波に乗れないものの「平成の盾男」と言われるほど天皇賞にはめっぽう強い武豊騎手。昨年、辛酸を舐め続けてきたライバルに今度こそ泡を吹かせる事が出来るか。

対 抗(○)4枠7番 ダイワスカーレット
  長期休養明け、初の東京コースと割引材料は多いものの、今年の春、後に春のグランプリホースとなったエイシンデピュティを下すなどこれまでの実績から軽視する事は出来ない。ウオッカとの順調度やコース適性を比較し対抗にしたが、これまでも休養明けで好走したケースが何度かあり、もしかしたらこの馬にとっては丁度良いハンデなのかもしれない。
  過去秋の天皇賞での牝馬ワンツーフィニッシュはないと思うが、人間同様、貧弱な今の牡馬陣を見ると今年はそれも有り得るような気がする。

注 意(×)2枠2番 ディープスカイ 
  今年のダービー馬が菊花賞ではなく、ここに参戦して来た。直線の長い東京コースで差し脚が生かせるのはプラス材料であるが、菊花賞で重賞未勝利馬が勝ち、古馬混合重賞で今年の3歳は未勝利である。今年の3歳世代のレベルが現時点で古馬相手に太刀打ちできるほど高いのかと言われると疑問が残る。勢いはメンバー中最もあるのは確かだが、初の古馬との対戦と言う事も加味し、今回は注意すべき馬、程度の評価にしたい。この馬にとっては今後の活躍を占う上で、試金石をなるレースになるだろう。

単 穴(▲)1枠1番 アサクサキングス
  昨年の菊花賞馬。ダービーでは同じ府中で人気薄ながら2着に突っ込み波乱を巻き起こした同馬。先行するこの馬にとって最内枠は願ってもない好枠である。鞍上は毎日王冠でウオッカを破り、先週の菊花賞ではフローテーションであっと言わせた藤岡騎手なのも魅力。スピード決着になると辛いが、昨春の再現を期待し単穴に推す。

連 下(△)
  東京コースとこの距離で実績のある2枠3番エアシェイディ、昨年このレース3着、鞍上が不気味な8枠16番カンパニー、重賞2連勝中で前が総崩れになった時に出番がありそうな8枠17番ドリームジャーニーまで挙げておきたい。

まとめると

◎ 7枠14番  ウオッカ
○ 4枠 7番  ダイワスカーレット
× 2枠 2番  ディープスカイ
▲ 1枠 1番  アサクサキングス
△ 2枠 3番  エアシェイディ
△ 8枠16番  カンパニー
△ 8枠17番  ドリームジャーニー
  
 馬券は、馬連は◎から流す。
 1−14、2−14、3−14、7−14、14−16、14−17
の6点。








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ラベル:競馬 天皇賞
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