2008年07月13日

乱打戦あり、投手戦あり、波乱あり  筋書きのないドラマ全国各地で展開中!!  【高校野球  地方予選】 

  夏の風物詩、第90回全国高校野球選手権大会の地方予選は今週末、殆どの地区で開幕し、甲子園を目指す戦いがいよいよ本格的に始まった。沖縄では今日(13日)全国に先駆けて代表校が決まる。

【12日各地区予選情報】 
○東北地区
 青森山田、光星学院、東北、仙台育英と言った甲子園経験校が順当に勝ち進んだ。

○関東地区
 昨夏代表の前橋商、センバツ出場の関東一などは勝ち進んだが、センバツ準優勝の聖望学園はサヨナラ負けを喫し、初戦で姿を消した。


○北信越地区
 センバツベスト8の長野日大は3回戦突破。石川では金沢桜丘×宝達で60−0と言うスコアで金沢桜丘が勝つという試合もあった。福井では福井商が辛くも初戦を突破した。

○東海地区
 愛知の私学強豪(中京大中京、愛工大名電、享栄)が順当に勝ち進んだ。

○近畿地区
 センバツ出場の智弁和歌山が3回戦へ。

○中国・四国地区
 センバツ出場の小松島は初戦突破。池田は接戦をモノにする。尽誠学園、高知商なども勝ち進んだ。

○九州地区
 昨夏ベスト4の長崎日大は勝利を収めたが、「がばい旋風」を巻き起こし深紅の大優勝旗を手にした佐賀北は鳥栖工に敗れ3回戦で姿を消した。昨夏熊本代表の八代東も姿を消した。


【13日決勝戦情報】
○沖 縄・・・沖縄尚学×浦添商
  沖縄尚学東浜、浦添商伊波両投手の投げ合いが見もの。




  地方予選を展望・状況を紹介するシリーズの4回目。今回は北信越地区を紹介する。

【新 潟】・・・昨夏代表  新潟明訓
  新発田農で一時代を築いた松田監督率いる春の新潟王者、村上桜ヶ丘が長く続いた日本文理と新潟明訓の牙城を崩せるか。順調に勝ち進むとベスト16で日本文理×新潟明訓、その勝者がベスト8で村上桜ヶ丘とぶつかる。この他、昨秋の県大会で上位に進出した阿賀野や中越などが続く。

【富 山】・・・昨夏代表  桜 井
  本命不在の混戦。春の県大会を制した高岡商や富山商が、伝統の力で代表の座をもぎ取れるか。春は振るわなかったが、センバツの21世紀枠候補に挙げられた富山中部の巻き返しにも期待したい。

【長 野】・・・昨夏代表  松商学園
  ベスト16が出揃いここまではほぼ順当な顔ぶれ。今大会はノーシードながらセンバツベスト8の長野日大と、昨夏代表の松商学園が優勝争いの中心。例年、あと一歩の所で代表の座を逃している佐久長聖が続く。東海大三の甲斐投手はプロ注目好投手。この後どんなピッチングを見せるか。


【石 川】・・・昨夏代表 星 稜
  私学三強(星陵、遊学館、金沢)の争いは今年も不変の様相。春の県大会でその牙城を切り崩した金沢西が再び割って入れるか。

【福 井】・・・昨夏代表 福井商
  福井、福井商、敦賀気比が優勝争いの中心。昨秋、今春と好成績を収めている鯖江がどこまで食い込むか。福井商は接戦の末、初戦を突破し次戦その鯖江と対戦する。


 余談だが、今日(13日)西東京大会で初戦を迎える桜美林高校には、前巨人投手桑田真澄氏の長男がベンチ入りしている。出場するかどうかは分からないが注目を浴びる事だろう。









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ラベル:高校野球 甲子園
posted by スポーツ職人 at 01:32| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(2) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする