一方、パ・リーグは首位西武と2位日本ハムとの差は2ゲーム。ロッテがソフトバンクに勝ち最下位を脱出した。ソフトバンクは7連敗と出口が見えない。
プロ野球はオールスターゲームが行われる7月31日、8月1日までレギュラーシーズン前半戦が行われる。
【プロ野球5日の結果】
◎セ・リーグ
阪神 0 2 0 3 2 0 1 1 0 9
横浜 0 0 0 0 0 0 1 2 1 4
【勝】 安藤 7勝 4敗 0S
【負】 那須野 5勝 9敗 0S
打線好調の阪神がまた2ケタ安打で9得点を奪い5連勝。投げては先発安藤投手が5回無失点で7勝目。横浜は投手陣の乱調が響いた。
ヤクルト 0 1 0 0 4 0 0 0 0 0 0 0 5
広 島 3 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5
6回以降、両チームの投手陣が踏ん張り相手に決勝点を与えず引き分けとなった。
巨人 4 2 1 0 0 0 0 0 0 7
中日 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2
【勝】 高橋尚 3勝 3敗 0S
【負】 小笠原 7勝 6敗 0S
巨人が初回の4点を初め前半で7点を奪い試合を決めた。中日は先発小笠原投手が序盤で崩れゲームを作る事が出来なかった。
◎パ・リーグ
オリックス 2 0 0 0 0 1 0 0 0 3
日本ハム 0 1 1 0 2 0 0 0 x 4
【勝】 多田野 4勝 2敗 0S
【負】 オルティズ 3勝 5敗 0S
【S】 MICHEAL 2勝 0敗 15S
日本ハムが稲葉選手の3回の同点打と勝ち越し打で勝利を収めた。抑えのマイケル投手は通算通算89セーブ目で、江夏豊氏の持つ通算88セーブの球団記録を更新した。
楽天 0 0 0 0 0 0 1 1 0 2
西武 1 0 0 1 0 0 1 0 x 3
【勝】 岸 7勝 4敗 0S
【負】 田中 6勝 5敗 1S
【S】 グラマン 1勝 2敗 16S
西武が接戦を制し首位をキープした。同期対決となった岸投手と田中投手の投げ合いは岸投手に軍配が上がった。
ソフトバンク 0 0 3 1 2 0 0 0 0 6
ロッテ 0 0 0 1 2 5 4 0 x 12
【勝】 松本 1勝 0敗 0S
【負】 高橋秀 0勝 1敗 0S
ロッテは、大松選手が6打点を稼ぐ活躍で打ち勝った。ソフトバンクは前半のリードを守り切れず9年ぶりの7連敗。
<コメント>
5月、6月とサッカーW杯の予選とEURO2008やらバレーボールの北京五輪予選の記事が中心となり、プロ野球の事が頭の中からすっかり抜けてしまった。その間交流戦もあったが、振り返って見ると交流戦の最初の方に記事にしただけだった。と言う訳でプロ野球も少し取り上げて行きたい。
さて、今年のプロ野球も前半戦から後半戦に差しかかろうとしている。
セ・リーグは阪神の好調さが目立っている。交流戦後の全7試合で2ケタ安打と打線の好調さは特筆すべきものがある。2位中日との差は10.5ゲーム差。レギュラーシーズンの優勝=日本シリーズ進出とはならないのが今のルールとなっている。昨年もリーグはジャイアンツだったが、クライマックスシリーズを制したのは2位の中日だった。クライマックスシリーズ進出と言う意味では2位〜5位の差が開いていないので、阪神以外の残り2つイス(この後阪神にも何がおきるか分からないが、敢えて2つのイスと言っておく。)をどこのチームが獲得するのかに注目が集まる。果たして後半戦に向けてどんなシナリオが用意されているだろうか。
一方パ・リーグは、西武が相変わらず首位をキープしているが2位とのゲーム差2はセーフティリードではない。また、クライマックスシリーズを考えると2〜6位もゲーム差が小さく、まだチャンスが残されている。特にギリギリの所で借金生活を免れている楽天は、初のAクラス入りなるか。エース岩隈が好調なだけに田中投手など次に続く投手の踏ん張りが浮沈のカギを握るだろう。心配なのはソフトバンクの不振。あまり連敗をしないイメージがあったので、7連敗には正直驚いた。この後、浮上のきっかけを掴む事が出来るか。
人気低迷が続くプロ野球であるが、8月にはオールプロで挑む北京五輪もあるし、来年はワールドベースモールクラシックもある。是非、日本のプロ野球も盛り上がって欲しいものである。

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ラベル:プロ野球