2007年06月30日

交流戦から通常モードへ  【プロ野球 ペナントレース】

  交流戦が終了したプロ野球は通常のリーグ戦が再開された。再開された29日は、セ・パ両リーグで4試合が行われ巨人やソフトバンクなどが再開後3連戦の初戦を白星で飾った。

【29日 プロ野球の結果】


巨 人 12−6  広 島
 
(勝) 金 刃  6勝2敗
(負) フェルナンデス 3勝6敗

 巨人の阿部が4安打6打点の活躍。広島はリーグ最速の40敗目。


西 武  6−2  楽 天 

(勝) 涌 井  10勝4敗
(負) 永 井   3勝4敗

 涌井がリーグトップタイに並ぶ10勝目をマーク。楽天は「星屑打線」が抑え込まれリーグ戦再開後の初戦を飾れず。


オリックス   4−1  日本ハム   

(勝) 菊地原   1勝0敗
(負) ダルビッシュ 6勝4敗
(S) 加藤(大)  3勝3敗10S

 オリックスは終盤8回裏、ローズの走者一掃の2塁打で逆転勝ち。日ハムはエースダルビッシュが終盤打ち込まれた。


ソフトバンク   1−0  ロッテ 

(勝)  杉 内  10勝2敗
(負) 渡辺(俊)  6勝3敗
 
 息詰まる投手戦は9回、柴原の一発でソフトバンクが劇的な勝利を収め幸先良いスタート。ロッテは、好投の渡辺を打線が援護できなかった。

 パリーグは、首位ロッテから3位ソフトバンクまでのゲーム差が0.5と大混戦。一方、セリーグは首位巨人が一歩抜け出す。

<コメント>
 交流戦は日本ハムの優勝で幕を閉じ、通常モードのペナントレースが再開された。交流戦を乗り切ったチーム、崩れたチーム、今年の交流戦も悲喜こもごもだったが、通常のリーグ戦に戻り更に勢いに乗るチームり或いは立て直しを図るチーム、それぞれどんな試合運びをするのか。     今シーズンは両リーグともAクラスに入れば日本シリーズに出場できるチャンスがある為、特にセリーグ各チームは昨年までと違う戦い方をしてくるだろう。現在、両リーグとも3位と4位の差が少し開いているが、これからコンディションの維持が厳しくなるであろう暑い夏を控え、どのような展開になるのか。今シーズンのペナントレースは間もなく折り返し点を過ぎようとしている。


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珍現象発生!!その名も「オールスターダスト現象」  【プロ野球 オールスターゲーム】

   今年のオールスターは、フルキャスト宮城で行われる第2戦がデーゲームとなる等、例年と少し様子が違っているのだが、ファン投票でもちょっとした異変が起きている。パ・リーグ5位の楽天の選手が7部門でトップに立っているのだ。ルーキーながら大活躍のマー君こと、田中投手やホームランを量産しているベテラン山崎選手がトップに立っているのは分かるとして、他の選手がトップなのは楽天以外のファンにとっては腑に落ちない出来事だろう。

  一方、楽天の選手も恐縮したのか、ファン投票で選出されても辞退する動きもあるようだ。楽天サイドは否定しているが、票数から察するに何らかの組織が動いたと疑われても仕方ない。

 ファン投票がインターネットからも行える等、便利になった反面、今回のような現象が起きても、それをチェックするのは難しくなっている。数年前に起きた川崎投手(現解説者)の一件や遡ると、ヤクルトの先発ローテーションに入ったばかりの荒木大輔(現西武コーチ)がジャイアンツのエースとして君臨していた江川卓を押しのけてトップに立った一件(これも確かヤクルトの組織票が動いたと噂になったような覚えがある。)を思い出させる。今回の結果が組織票によるものなのかどうかは定かではないが、ファン投票のあり方に一石を投じる「事件」であると言えるだろう。それと共に上位の選手に票が集まらないと言うのは、ある意味プロ野球のファン離れを象徴する出来事なのかも知れない。

 もちろん選手に何ら罪は無い。諸般の事情はあるだろうが、出れる状況であるのならばせっかく選ばれたものを辞退する必要はないのではないかと考える。数年前の川崎投手(現解説者)のように一軍での実績が全くないのであればともかく、常時でないにしろ一軍の試合に出場しているのであれば、出場して大いにアピールすれば良い。オールスターの品格が疑われると言う声もあるが、ファンの質がどうであれ、「ファン」に選ばれた事は紛れも無い事実なのだから・・・。野村監督が言うように大手は振れなくても、小手を振って出場して欲しい。プロの選手である以上、それぐらいの腹黒さ、いやいや図太さがあっても良いのではないだろうか。地元に密着しつつある仙台での開催ならば、きっとファンも温かく迎えてくれると思う。

  でも、他チームのファンからすればやはり今回のファン投票は納得行かないと言う気持ちも分かる。ファン全員が納得する投票の方法はあるのか。そしてオールスターが行われる7月20日、21日にベンチに座っているのは果たしてどんな選手なのだろうか。


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2007年06月25日

古馬の、そして男の意地を見た宝塚劇場!!  【競馬 第48回宝塚記念】

 競馬の第48回宝塚記念(GI、2200メートル芝)が24日、阪神競馬場で行われ、3番人気のアドマイヤムーンが優勝した。2着は2番人気のメイショウサムソン、3着は武豊騎乗のポップロックが入線した。
 牝馬として64年ぶりにダービーを制し、1番人気に支持されたウオッカは、道中折り合いを欠き8着に敗れた。(差 替)

【レース結果】
1着 ▲アドマイヤムーン  牡4  岩田 康誠   2:12.4
2着 ☆メイショウサムソン牡4  石橋 守
3着 △ポップロック     牡6  武 豊
4着  アドマイヤフジ    牡5  福永 祐一
5着  ファストタテヤマ  牡8  小牧 太
  
<コメント>
 例年になく豪華なメンバーが揃った今年の宝塚記念を制したのは、歴史を塗り替えたダービー馬ではなく、前走のG戦を勝って意気揚々と乗り込んで来た歴戦の兵でもなければ、ドバイを制し香港から帰って来た「世界ランカー」アドマイヤムーンだった。最後の直線でのメイショウサムソンとの叩き合いは見応え十分で、雨の中駆け付けたファンを唸らせる内容だったと思う。まさにグランプリレースと呼ぶにに相応しいレースだった。次の目標は秋の天皇賞との事。距離適性等から暑い夏を順調に過ごせば、秋も主役になる事は間違いないと思う。
 
2着のメイショウサムソンにとっては、馬場コンディションといい、展開といい、この馬が勝てる条件が揃ったレースとなったが、アドマイヤムーンの強襲に屈し、凱旋門賞の壮行レースとする事は出来なかった。この馬の持ち味である競り合いで初めて敗れた事で、この後のローテーションがどうなるのか。

 メイショウサムソンとは反対に条件が全く味方しなかったのが、人気を集め本紙も本命に推したウオッカ。自慢の末脚が生きない馬場となった上、道中であれだけ掛かってしまってはどうしようもない。4角で一瞬見せ場を作ったが、既に脚は残っていなかったように見えた。同期の牡馬を蹴散らし歴史を変えた女傑も、年上の中ではおしとやかなお嬢様になってしまうと言う事なのか。この時期に古馬に勝つにはもう少しキャリアを積む事がが必要だと言う事だろう。同期の牡馬を酔わせたアルコールは雨で薄まってしまい、歴戦を潜り抜けてきた古馬には効かなかった。
 この後は、予定通り凱旋門賞に向かうとの事だが、今回のような重い馬場が主流のヨーロッパの競馬場にどう立ち向かうのか。今回の経験がプラスになる事を望みたい。

  これから各馬は暑い夏を涼しい北海道或いは厩舎で過ごし秋に備える事になる。秋のG?戦線は強い馬が力を発揮するのか、それとも・・・。中央競馬は、地方競馬場が中心のサマーシリーズ本番を迎える。



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2007年06月24日

ミクロの差で決まった代表校!!  【バスケットボール インターハイ(男子)東京都予選】

  バスケットボールのインターハイ東京都予選男子決勝リーグ(最終日)が24日駒沢体育館で行われ、インターハイに出場する3チームが決定した。

  インターハイの東京都予選は、参加校を4つのブロックに分けて予選トーナメントが行われ約1カ月の間、各高校の体育館等で熱戦が繰り広げられた。先に行われた春季大会のベスト8はシードされ、それぞれのブロックに振り分けられる。今回のシード校は八王子、東海大菅生、世田谷学園、京北、国学院久我山、帝京、日大豊山、早実の8校。
   
  その結果、予選トーナメントを勝ち抜き決勝リーグにコマを進めたのは順当に第1シード〜第4シードの学校(八王子、東海大菅生、世田谷学園、京北)だった。22日、23日に行われた決勝リーグの結果、京北が2勝、八王子と東海大菅生が1勝1敗、世田谷学園が2敗で最終日を迎えた。
 
【24日の結果】
世田谷学園×八王子
 八王子が勝てば、この時点でインターハイ出場権獲得。一方既に2敗している世田谷学園は負ければその時点でインターハイへの道が絶たれる為、勝つ事以外に道が無い。点差をつけて勝ち、当該校同士のゴールアベレージに持ち込んで、インターハイへの道が開けるかどうかと言うところである。

・前半(1Q、2Q) 
 世田谷学園は外角中心のオフェンス、八王子は留学生の#7がインサイドで攻撃の起点となり得点を重ねた。 世田谷は相手の高さを気にしてか、インサイドを攻略する事が出来ず得点が伸び悩むも、ディフェンスで上からプレッシャーを掛けて相手のミスを誘い、次第にリズムを取り戻す。一方、八王子は次第に攻撃のリズムが狂い始め#7の高さも機能しなくなり始める。44−43で八王子リードで前半終了。


・後半(3Q,4Q)
一進一退の攻防が続くも、プレーにムラがある#7を途中でベンチに下げた八王子。 高さで対等になった世田谷が、徐々に引き離し始める。八王子も留学生の#7を戻すものの、一度失ったリズムを取り戻せず68−61世田谷リードで3Q終了。

4Qに入っても流れは変わらず。八王子はオフェンスリバウンドが取れず苦戦を強いられる。留学生に集め必死に追撃するが、#7がファールアウトで攻め手を失う。結局98−92で世田谷学園が勝ち、インターハイの行方は最終戦の京北×東海大菅生の結果次第という事になった。
 世田谷学園のボールに対する執着心が八王子のそれよりも上回った好ゲームだった。
 
Image014.jpg

京北×東海大菅生
 この試合が始めるまでの結果で京北が勝てば八王子が、東海大菅生が勝てば世田谷学園が3つ目のインターハイへの切符を手にする事となった。という事で試合が始まる前に京北と東海大菅生のインターハイ出場が決定した。 
 インターハイ出場が決まった両校は、勝てば本大会優勝と言う大事な一戦となった。
 この試合は前半こそ互角の戦いだったが、京北の#4を中心とした速攻と早いパス回しに東海大菅生が次第に翻弄され始め、結局京北が94−82で勝利を収め、第1代表でインターハイへコマを進める事となった。
Image015.jpg

 この結果、1位京北、2位八王子、3位東海大菅生の3校が8月から佐賀県で行われるインターハイに東京代表として出場する事になった。
  
 2位〜4位は当該校のゴールアベレージで決まり、3位の東海大菅生と4位の世田谷学園の差は点数にして4点と言う僅差だった。勝負事に「タラ」、「レバ」は禁句だが、世田谷学園の選手はあの1プレーが、と悔やむシーンが後になって浮かんでくる事だろう。八王子戦終了後、選手や応援関係者は喜んでいたが、監督が表情を変えていなかったのが印象的だった。勝ったとは言え6点差では届かないと察知したのだろう。この悔しさをウィンターカップの予選で晴らせるかどうか。ひと夏を越えてどんなチームになるのか見守りたい。  
  
 一方、佐賀行きを決めた3チームには東京の代表として是非とも上位に進出して欲しいものである。 


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2007年06月23日

3歳馬初制覇か?それとも古馬が意地を見せるか?  【競馬 第48回宝塚記念 予想】

   競馬の第48回宝塚記念が24日、阪神競馬場2,200mで行われる。前日オッズも発表され、先月3歳牝馬として64年振りに日本ダービーを制したウオッカが3.0倍で1番人気となっている。ダービーを制した3歳牝馬が古馬も負かすのか、それとも古馬が意地を見せるのか。注目のレースは24日15時40分ゲートが開かれる。

【本紙予想】
  
◎(本命)1枠2番ウオッカ
 今年のメンバー構成を見ると逃げ、先行馬が多くスローペースとなる事は考えにくい。とすればダービーでも見せた強烈な差し脚が、ここでも発揮される可能性が高い。おまけに新馬でも背負わない51Kgと言うハンデ戦並みの斤量がそれを後押ししている。この時期に3歳馬が古馬と対戦する事がプラス材料とは言えないのは確かであるが、一度歴史を塗り替えている同馬ならば、ここもあっさり勝ってしまうシーンが見られても不思議ではないような気がする。胸を張って凱旋門賞に向かって欲しい所である。唯一の心配と言えば、雨で馬場が渋って瞬発力が生かされないような状況になる事ぐらいか。


○(対抗)6枠11番 ダイワメジャー
  前走の安田記念を制し、マイラーの印象が強くなってしまったが、
昨年の秋以降安定したレースぶりを見せている。今回は距離がやや長いような気もするが、早めに先行して押し切るという自分の競馬が出来れば良い勝負が出来ると思う。近走の充実ぶりを見ても打倒女傑の1番手と言っても良いだろう。


▲(単穴)3枠6番 アドマイヤムーン
 距離適性や瞬発力では前述の2頭にも引けを取らない。今シーズン絶好調の岩田騎手に乗り替わると言う事もあって3番手評価。


☆(特注)8枠17番 メイショウサムソン 
  実績では、この馬とダイワメジャーがメンバー中トップクラスであろう。叩き合いになればこの馬に勝機があると思うが、瞬発力勝負だと分が悪い事や距離が微妙に短いと判断し評価を下げた。馬場が渋ればこの馬の出番であるが、極端に渋る事もなさそうなので・・・。

△(連下)
 「アドマイヤ」から見放された武豊騎手の一発が怖い昨年の有馬記念2着、前走の目黒記念を制した3枠5番ポップロック、休養明け2戦目で変わり身が見込まれる4枠7番カワカミプリンセス、前走の金鯱賞で復調の兆しを見せた4枠8番インティライミ、前走シンガポールでのG?を制した7枠14番シャドウゲイト、大外でスムーズに先行できるであろう8枠18番ローエングリーンまで挙げておきたい。

馬連は、◎○▲のBOXと、◎から☆△の流し
 2−6、2−11、6−11、2−5、2−7、2−8、2−14、2−18



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思い出の地で精密機械に投げ勝つ!! 【米大リーグ 松坂大輔】

  大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手が23日(日本時間)、交流試合のパドレス戦に先発登板し、6回1失点、球数126の力投を見せて、今季9勝目を挙げた。

 相手のパドレスの先発投手は、精密機械と言われている大投手マダックス。その「精密機械」相手に初回こそ不安定な投球だったが、2回以降は安定したピッチングを披露し「精密機械」マダックスとの投げ合いを制した。

【試合結果】
レッドソックス 0 0 0  2 0 0  0 0 0  2
 パドレス   1 0 0  0 0 0  0 0 0  1

<コメント>  
  パドレスの本拠地、ペトコ・パークと言えばWBCで日本がキューバを下し初代王者となった事で有名になった。そのWBCでMVPを獲得し、全米のファンに強烈な印象を与えた松坂投手が、日本球界史に残るであろう「聖地」に帰って来た。しかも、相手は精密機械と言われているマダックス。メジャーの大投手とどのような投げ合いをするのか注目されたが、相手に臆する事無く安定したピッチングを披露した。
 
 これでメジャー9勝目。最低限中の最低限のノルマと言われた2ケタ勝利まであと1つとなった。メジャーでも屈指の投手との投げ合いを制した事は本人にとって更に自信になるだろう。生活環境や言葉の違い等からメジャーでの生活に戸惑う事も多いと思う。その上、活躍して当たり前と言う目で見られると言うプレッシャーにさらされているにも関わらず、順調に勝ち星を挙げているのはさすがである。これで2ケタ勝利は難なくクリアすると思われるが、その後どのくらい勝ち星を挙げるのか。海の向うに渡った1億ドルの男。いや、1億ドルの男と揶揄するような論調は既に消え、メジャーリーガーの顔となりつつある。海を渡ったメジャーリーガー松坂の今後の活躍に注目したい。 


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歴史は再び塗り替えられるのか?  【競馬 第48回宝塚記念枠順確定】

  競馬の前半戦の最後を締めくくるグランプリレース、第48回宝塚記念が24日阪神競馬場で行われ、その枠順が以下の通り確定した。
  

【第48回 宝塚記念】 
1枠 1番  スウィフトカレント  牡6   58 横山 典弘
1枠 2番  ウオッカ       牝3   51 四位 洋文
2枠 3番  マイソールサウンド 牡8   58 角田 晃一
2枠 4番  マキハタサイボーグ セ5   58 和田 竜二  
3枠 5番  ポップロック      牡6   58 武 豊 
3枠 6番  アドマイヤムーン  牡4   58 岩田 康誠
4枠 7番  カワカミプリンセス 牝4   56 武 幸四郎
4枠 8番  インティライミ    牡5   58 佐藤 哲三
5枠 9番  アドマイヤフジ   牡5   58 福永 祐一  
5枠10番  アドマイヤメイン  牡4   58 川田 将雅  
6枠11番  ダイワメジャー   牡6   58 安藤 勝己
6枠12番  トウカイトリック   牡5   58 幸 英明 
7枠13番  ファストタテヤマ  牡8   58 小牧 太 
7枠14番  シャドウゲイト    牡5   58 田中 勝春
7枠15番  アサクサキングス  牡3   53 松岡 正海
8枠16番  コスモバルク     牡6   58 五十嵐冬樹
8枠17番  メイショウサムソン 牡4   58 石橋 守 
8枠18番  ローエングリン    牡8   58 後藤 浩輝

<コメント>
  春競馬の終わりと共にサマーシリーズの到来を告げる宝塚記念の枠順が決まった。春競馬と言っても既に主戦は地方の競馬場に移っており来年のダービーを目指す新馬の戦いも始まっている。更にこの時期の蒸し暑さを嫌ってか例年小粒なメンバー構成になるこのレースは、グランプリレースと銘打っている割に暮れの有馬記念よりも盛り上がりに欠けるのだが、今年は約半世紀振りに牝馬としてダービーを制したウオッカを始め、4つ目のGTタイトルを獲得を目指すメイショウサムソンや先日の安田記念を制したダイワメジャー、海外で活躍した馬など豪華な顔触れとなった。
 3歳牝馬ウオッカが前半戦を締めくくるべく同期の牡馬に加えて古馬も酔わせ、3歳馬としてこのレース初制覇を成し遂げるのか、それとも歴戦のつわものが阻止するのか。荒れに荒れ、歴史も塗り変わった今年春のGT戦線。最後に笑うのはどの馬か?その答えは日曜日に出る。
 本紙予想は、土曜日夜に発表の予定。

 



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2007年06月21日

久々に帰ってきた聖地の風は冷たかった!!  【プロ野球 交流戦】

 20日にプロ野球のセ・パ交流戦の阪神楽天で、楽天のルーキー田中投手が昨年の夏以来の甲子園のマウンドに立ったが、5回を6安打3失点、86球で降板し久々に帰ってきた「聖地」で白星を飾る事は出来なかった。
  尚、交流戦で首位を走る日本ハムが優勝までのマジックを1とし早ければ23日にも交流戦での優勝が決まる。

【20日の試合結果】

楽 天 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
阪 神 1 2 0 0 0 0 1 1 X 5

日本ハム 0 1 0 0 1 0 0 0 5 7
広   島 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1

ロッテ 1 1 1 0 0 0 1 0 0 4
巨 人 0 0 0 3 1 0 4 0 X 8

西   武 0 0 1 0 0 2 0 0 0 3 6
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 3 0 1 4

ソフトバンク 0 0 0 0 2 1 0 0 0 3
横     浜 1 0 0 0 1 1 0 0 1 4

オリックス 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2
中    日 0 0 0 0 2 1 2 0 X 5

<コメント>
 昨年の夏、日本中が興奮と感動に沸き立った早実と駒大苫小牧との一戦。あれから間もなく1年。北の怪物が久々に聖地、甲子園球場に帰ってきた。雰囲気こそ昨年の夏と違えど、本人にとっては懐かしささえ感じたであろう聖地のマウンド。
 しかし、プロとなって帰ってきた彼を甲子園は温かく迎えてはくれなかった。そう、甲子園球場が聖地として高校生を迎え入れるのは、生物が眠りから覚める春と灼熱の光が降り注ぐ夏だけである。阪神タイガースのホームグラウンドでもある甲子園が温かく迎え入れてくれる筈も無かった。北の怪物と言えども人の子、ルーキーである。タイガースのホームグラウンドである甲子園の独特の雰囲気に飲まれてしまったのか、自分の投球をする事が出来ないままマウンドを降りる結果となった。

 あの夏、共に戦った斎藤投手(早稲田大)は大学野球の聖地、神宮で華々しいデビューを飾った。田中投手も中日戦で完封勝利を収めるなど既に4勝を上げて、期待通りの活躍を見せている。この後も恐らく勝ち星を重ねていくだろう。が、思い出の地、甲子園での投球は今季はこれが最後となる可能性が高い。来年、もし高校野球の聖地、甲子園で再び投げる事があった時、果たして彼にフォローの風が吹いてくれるのだろうか。それともやはり冷たいアゲインストの風のままなのだろうか。  





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2007年06月19日

「銀河系」を去る2つの「スター」!!  【欧州サッカー スペインリーグ】

  サッカースペイン1部リーグ(リーガエスパニョーラ)は最終節が行われ、レアルマドリードが3−1でマジョルカを下し4シーズンぶり30回目の優勝を決めた。2位につけていたバルセロナも勝ち、勝点で並んだが直接対決の差で涙を飲んだ。

  レアルマドリードはマジョルカに先制されたもののベッカムに代わって入ったレイジェスの2得点などで逆転し勝利を収めた。一方、バルセロナも降格が決まっているヒムナスティック相手に5得点を上げ、レアルが勝ち越すまでは暫定首位に立っていたが、レアルが勝ち越した時点でThe Endとなった。
   
 

【スペインリーグ 結果(上位)】
1位  レアルマドリード
2位  バルセロナ
3位  セビリア
4位  バレンシア
5位  ビジャレアル

※4位までが、欧州CL出場権獲得。5位のビジャレアルはUEFA杯出場権獲得

<コメント>
 最終節までもつれ込んだ今季のリーガエスパニョーラの優勝争いは、レアルマドリードが栄冠を勝ち取る結果となった。シーズン途中で一時は4位まで落ち込みカペッロ監督の解任騒動まで噴出する異常事態もあったが、そのカッペロ監督からダメ出しされたベッカムの復帰で息を吹き返し徐々に順位を上げていき昨シーズンチャンピオンのライバル、バルセロナとのつば競り合いを制し、久々の王座に輝いた。

 この試合を最後に「銀河系集団」の象徴的存在だった、MFベッカムとDFロベルトカルロスが優勝を置き土産にマドリードの地を去る事になり、それぞれ新天地であるアメリカ、トルコでプレーする事になった。
 特にベッカムにとってはこれほど激動且つドラマティックなシーズンはなかったと言えるくらい様々な出来事があった。戦力外通告、故障etc。それでもどん底から這い上がり、見事にカムバックした。レアル関係者は恐らく彼を放出した事を後悔しているだろう。ただ、最終節でベッカムと交代したレイジェスが得点を上げた事は、レアルマドリードの1つの時代が終わり、新たな時代の幕開けの到来を告げているような気もする。銀河系集団と言われた頃の華々しいサッカーはもう見られないのかも知れないが、新生「レアルマドリード」が来シーズンはどんなサッカーを見せるのか、楽しみである。

 これで欧州の各国リーグのシーズンは幕を閉じた。しばしの休息の後、今度は移籍市場が活発化する。大型トレードも噂される中、誰がどこに幾らで移籍するのか、ファンにとってはサッカーそのものが終わっても興味の尽きない日々が続くのである。 








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2007年06月17日

ガンバ、早くも独走態勢か?   【サッカー J1】

  サッカーのJ1第15節が16日、17日行われ、首位を走るガンバ大阪は名古屋に3−1で勝ち4連勝。2位浦和も2−0でFC東京を下した。第16節は20日に行われる。


【第15節の結果】
神戸 1 - 3 大分
川崎 0 - 0 柏
清水 1 - 1 横浜FM
鹿島 5 - 1 広島
G大阪 3 - 1 名古屋
大宮 2 - 1 新潟
横浜FC 1 - 2 磐田
千葉 3 - 2 甲府
FC東京 0 - 2 浦和

【第15節終了時点での順位(上位)】
1 ガンバ大阪 34
2 浦和レッズ 27
3 川崎F   24
4 鹿 島   24
5 磐 田   24
(数字は勝点)

<コメント>
 J1は間もなく折り返し地点を迎え、7月の中断期間に入る。上位3チームの顔ぶれは昨年と変わりないが、首位ガンバと2位浦和の勝ち点差7と言うのは、ガンバが好調なのか浦和の調子が上がらないのか。その結論を出すのはまだ早いような気がするが、今年のガンバは選手層が厚い。昨日の試合でもFW播戸、MF家長と言った日本代表に名を連ねている選手が控えに回っているほどである。勝点34は、優勝した2005年の同時期よりも上回るペース。このまま独走態勢を築くのだろうか。

  一方、浦和と川崎FはACLが一段落するまでは落ち着かないだろう。特に浦和はA3杯もあって過密日程となり、コンディションの維持が難しいところである。それでも2位に位置しているのは、やはり地力のある証拠だろう。 両チームとも9月から始まるACLの決勝トーナメントとJリーグをどのように折り合いを付けていくか。リーグ制覇の命運はそこに懸かっているような気がする。

  更に降格争いに目を転じると、昨年まで上位争いを演じていた千葉が降格圏内の17位。この後、どのようにして巻き返していくのか。
  その昇格、降格争い。J2に目を向けると、かつてJ1で戦った事がある札幌と仙台の北国2チームが上位に位置している。現時点ではコンサドーレがやや抜けているが、2位の仙台以下8位のサガン鳥栖までが勝ち点差5の間にひしめく混戦状態となっている。最終節の12月まで気の抜けない戦いが続く。

  暮れの12月、果たしてどこのチームが笑い、胸をなでおろし、そして泣くだろうか。


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昨年に続き「○○王子」は誕生するのか?   【高校野球  地方予選】

  8月8日から甲子園球場で開催される第89回全国高校野球選手権大会の地方予選が16日、沖縄で熱戦の火蓋が切って落とされた。7月に入ると本格的に各地区で予選が行われ、甲子園を目指し数々のドラマが繰り広げられる。


<コメント>
今年もこの季節がやって来た。昨年はハンカチ王子の出現で盛り上がった高校野球界。今年はどんな「王子」が現れるのか。


  例年通り沖縄から始まる夏の選手権地方予選は7月までの約1月半、全国各地で繰り広げられる。今春プロ野球の裏金問題から単を発した特待生制度は野球関係者のみならず、野球留学の是非を含めて世間を騒がせた。各地区の有力私学校が、夏の大会のシード権の重要な資料となる春の大会を軒並み辞退した為、有力校同士が早く対戦する可能性があるなど例年以上に波乱要素が多い予選となる事が予想される。
  灼熱の太陽の光が振り注ぐ8月、「高校野球」をプレーする事が許される49校はどんな顔触れになるのか。地方予選を制する事、ベスト○○を目指す事、今年こそ1勝する事、部員を確保し出場する事。それぞれの「甲子園」を目指して出場する各選手には頑張って欲しい。

〜激戦区 東西東京の組合せ決まる!!〜
 東西東京予選の組合せが決まった。順調に日程が消化されると7月30日に西東京、31日に東東京の代表校が決まる。

 東東京では、選抜に出場した帝京が優勝候補の筆頭。続くのは修徳、関東一などの私学勢か。シード校の都文京の戦いぶりにも注目したい。

 一方、西東京は主役不在で混戦が予想される。春季東京都大会準優勝の東海大菅生、3位の日大三を中心に展開されると思われる。昨年代表の早実は今年はノーシード。順当に勝ち進むと3回戦で対戦するであろう堀越戦が第一のヤマか。

東西東京大会の組合せはこちらから(東京都高校野球連盟ホームページ)
http://www.tokyo-hbf.com/news.php?nid=7894597baa9e1eff9f647036e26bf8b7


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2007年06月13日

最後の関門に用意された極上のスパイス料理     【サッカー 北京五輪最終予選&ACL決勝トーナメント組合せ】

  サッカー北京五輪最終予選とACL(アジアチャンピオンズリーグ)決勝トーナメントの組合せが13日決まった。
  
  北京五輪最終予選で日本はサウジアラビア、カタール、ベトナムと共にグループCに入った。
  一方、ACL決勝トーナメントに出場する浦和は前回優勝の全北現代(韓国)と、川崎Fはセパハン(イラン)とそれぞれ対戦することが決まった。

  それぞれの組合せは以下の通り。

【北京五輪アジア最終予選】

◎グループA
イラク、レバノン、北朝鮮、オーストラリア

◎グループB
韓国、バーレーン、シリア、ウズベキスタン

◎グループC
日本、サウジアラビア、カタール、ベトナム

  8月22日から11月21日まで行われ、ホーム&アウエー方式で対戦。各組1位のみが北京五輪本大会に出場する。


【ACL決勝トーナメント】
◎準々決勝 9月19日/26日
(1)セパハン(イラン)vs.川崎フロンターレ(日本)
(2)城南一和(韓国)vs.アルカラマ(シリア)
(3)アルワハダ(UAE)vs.アルヒラル(サウジアラビア)
(4)浦和レッズ(日本)vs.全北現代(韓国)

◎準決勝 10月3日/24日
(2)の勝者vs.(4)の勝者
(1)の勝者vs.(3)の勝者

<コメント>
  北京五輪最終予選とACL決勝トーナメントの組合せが決まった。

  まずは史上初めて日本のクラブが出場するACL決勝トーナメント。浦和と川崎Fの前に立ちはだかるのは、何れ劣らぬ東西アジアの実力チームである。最初の予選とは比べ物にならないほど厳しい戦いになるだろうが両チームとも頑張って欲しい。願わくば両チームが決勝で相対するシーンを見たいものだ。

 そして北京五輪への最終関門。ここまで来るとどの組に入っても厳しい戦いになる事は想像に難くない。そういった意味では、2次予選を誰もが好むスィーツに例えるなら、最終予選は口にするのも億劫になりそうなスパイスのたっぷり効いた料理と言えるだろうか。
 ただ、日本にとって厄介なのは中東のチームが2チーム同じ組になった事でコンディションの維持が難しくなる事だろう。最大の敵は恐らくサウジアラビアになると思うが、カタールもアジア大会を制する等進境著しいだけに、1つ歯車が噛み合わなくなるとあっという間に北京行きのキップが手の届かない所に行ってしまいそうである。最終予選は相手との戦い、そして己との戦いになる。自ら崩れるような事になればそれは北京への扉が閉ざされる事を意味するだろう。
  
  しかし、この後控える五輪本大会そしてその先に見える2010年のW杯。ここを突破しないと先は見えて来ない。口がヒリヒリしそうなスパイス料理は、実は近い将来日本を背負って立つであろうU−22の面々にとっては極上の料理が用意されたと言えるのかも知れない。その極上の料理を美味そうに食せるかどうか。反町ジャパンの真価が問われようとしている。








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2007年06月10日

バスケの撫子に訪れた最大の試練  【バスケットボール 女子アジア選手権】 

  バスケットボールの女子アジア選手権は9日、韓国・仁川で準決勝が行われ、予選2位の日本は同3位の中国に62−74で敗れこの大会での北京五輪出場権獲得はならなかった。準決勝のもう1試合韓国−台湾は80−70で韓国が勝ち、決勝へコマを進めた。この時点で中国以外のチームで最上位となり、4大会連続の五輪出場が決定した。尚、敗れた日本と台湾は来年6月に行われるオリンピック世界最終予選に出場し北京行きのキップを目指す事となった。

<コメント>
 バスケットボール女子日本代表のオリンピック出場に赤信号が灯った。
 アジア大会での五輪出場枠が僅か1つと言う事で厳しい戦いが予想されていたが、予選リーグの初戦で中国に勝ち波に乗るかと思われた。だが、予選最終戦となったライバル韓国に完敗し、準決勝でも予選で勝った中国の厚い壁にはね返された。
 
 これで北京五輪出場の行方は世界最終予選へ持ち越しとなった。出場12チームの内、北京へ行く為のキップは5枚。今度は世界の高さを相手にしなければならない。アジア選手権以上に厳しい戦いが待ち受けていると思われる。世界最終予選でアジア勢が過去好成績を残していない事がそれを物語っている。
 この日の中国戦で露呈した高さに対する弱さ。その対抗策を見い出す事が出来なければ5枚の内の1枚を得る事は出来ないだろう。その対抗策を見出すまでに与えられた期間は1年。長いようであっという間にその日はやって来る。果たしてこの課題をクリアする術を見い出す事が出来るだろうか。バスケットボールの撫子に最大の試練が訪れた。試合後に流した悔し涙が1年後、嬉し涙に変わる事を期待したい。








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2007年06月09日

貴公子の復活祭!!  【サッカー EURO2008予選】

  サッカーの2008年欧州選手権は6日、ヨーロッパ各地で行われE組のイングランドは約1年ぶりに代表復帰したベッカムの活躍などでエストニアを3−0で下した。この他イタリアフランス、ドイツなども順当に勝って、それぞれ勝点を伸ばした。

【主な結果】
◎B組
 フランス 1−0 グルジア
 イタリア 2−0 リトアニア
◎D組
 ドイツ  2−1 スロバキア
◎E組
 イングランド 3−0 エストニア

<コメント>
 早いもので昨年のドイツW杯から1年が過ぎようとしている。昨年の今頃は、マスコミが日本の決勝トーナメント進出への皮算用をしきりに報道し(今となっては夢物語だが・・・)、各国代表のスター選手の特集なども盛んに行われていた。

 あれから1年。そのスター選手の1人、イングランドの貴公子ベッカムが久々に代表のユニフォームに袖を通しピッチに帰ってきた。レアルでの不調やアメリカへの移籍等、W杯以後、決して順風満帆ではなかったが自らその壁を破り、周りを認めさせての代表復帰となった。またイングランド代表を取り巻く環境も代表復帰を後押ししたと言えるだろう。
 EURO2008予選で、イングランドは現在4位と苦境に立たされている。そんな中で行われたエストニア戦は、改めて彼の存在感を見せ付けた1戦となった。得点に結びついた衰えを知らないクロスは、それを見せ付けるのに十分なプレーだった。
 イングランドは未だ4位ながら、首位とは勝点僅か3つ。初代ワンダーボーイ、オーウェンも復帰しいよいよサッカーの母国、イングランドの逆襲が始まるのか。次の試合が楽しみである。








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2007年06月05日

結果を喜ぶべきか?内容を憂うべきか? PART2  【サッカー キリンカップ】

  サッカーの国際親善試合キリンカップ最終日は5日、埼玉スタジアムで行われ、日本代表はコロンビア代表と0−0で引き分けた。1勝1分けでコロンビアと並んだが、得失点差で3大会ぶりに優勝した。


<コメント>
 前回のモンテネグロ戦後に親善試合の目的は、「結果を残しつつ課題を見つけ出す事である。」と書いたが、キリンカップを優勝で飾った事でひとまず結果を残す事は出来た。小さいながらもタイトルを獲得した事で若い選手には自信になっただろう。と、同時に海外組と国内組との連携をこの後いかに熟成させる事が出来るか、と言う課題も残った。
 今日の試合に限って言えば、優勝するには勝つしかないコロンビアが前に出て来たと言う事を差し引いても、海外組が全員出場した前半より国内組主体となった後半の方が攻めの形が出来ていた。前半はコロンビアの攻撃を良く凌いだと言えるが、守備に時間を割かれると攻撃に転じる事が出来ないのは今までと変わりないような気がする。ディフェンスをしつつ、相手のスキを窺う余裕があれば世界とも対等に渡り合えると思うのだが・・・。

 コロンビアは、南米のチームらしくくテンポの良いサッカーをしていた。中盤で日本がプレスを掛ける前に球出しをしていたあたりはさすがだな、と思った。

 今年の大目標であるアジア杯まであと1カ月。ビックタイトルを獲得して2010年W杯南アフリカ大会への足場固めが出来るか。今度は内容よりもむしろ結果が要求される大会となる。オシムジャパンの真価が試される時が近づいている。


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2007年06月03日

僅か1つのイスを巡る争い  【バスケットボール  女子アジア選手権】

  来年行われる北京五輪の出場権を争うバスケットボールの女子アジア選手権が3日、韓国で開幕し2大会連続の五輪出場を目指す日本代表は中国と対戦し72−67で破り初戦を白星で飾った。この大会で中国を除く最上位のチームが五輪出場権を獲得する。


<コメント>
 北京五輪の出場権を懸けた戦いが始まり、日本は強敵中国を破り上々のスタートを切った。本来、中国を破れば「金星」と書きたい所だが、オリンピック出場権が既にある中国はどうやら若手主体でこの大会に参加しているようなので「金星」とまでは言えない。が、とにかく初戦をモノにした事で波に乗っていけるだろう。この大会の前に実施されたニュージーランド遠征で好感触を得て乗り込んだ韓国・仁川の地。この勢いを最後まで維持出来るかどうか。本当の戦いはこれから始まる。

 北京五輪行きのキップは僅か1つ。アジアの強敵中国が開催国という事で既に出場権があるものの、毎回接戦を演じている韓国や台湾など、越えるべきヤマは多い。仮にこの大会で出場権を得られなくても最終予選があるが、高さで劣る日本としては是非この大会で出場権を得たい所だ。
  
 
 前にも書いたが、最近の日本バスケ界は予算を巡り裁判沙汰になるなど明るい話題が余り無い。7月に徳島で行われる予定の男子アジア選手権の開催さえ危ぶまれている。ファンの方を向いているとはとても思えない協会のやり方には疑問を感じるが、選手には関係の無い事である。今回戦っている選手が頑張ってオリンピックの出場権を獲得し、日本で待っているファンを喜ばせて欲しいものである。


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2007年06月02日

結果を喜ぶべきか?内容を憂うべきか?  【サッカー キリンカップ モンテネグロ戦】

   サッカーの国際親善試合、キリンカップが1日、静岡スタジアムで開幕し、日本がモンテネグロを2−0で下し初戦を白星で飾った。日本代表は今年に入って3月のペルー戦に続いて2連勝。キリンカップは、日本、モンテネグロ、コロンビアが参加し総当りのリーグ戦で争われる。日本は5日にコロンビアと対戦する。


【試合結果】
 日 本  2−0  モンテネグロ
 (得点者)
  前半23分  中 澤(日)
  前半38分  高 原(日)

<コメント> 
  今年最初の欧州勢との対戦となった日本代表。序盤こそモンテネグロの高さに手こずっていたが、前半に2得点を上げて逃げ切った。
  得点を上げたのは、ドイツで共に苦い経験を味わった中澤と高原。
一度は代表を退いたものの、オシム監督に請われて復帰したボンバーヘッドは今の代表チームでも存在感を示している。闘莉王のケガの回復具合によっては7月のアジアカップでも守備のキーマンとなる事だろう。  一方、フランクフルトに移籍して本来の動きを取り戻した高原。オシム監督になって2試合目の召集ながら、前回のペルー戦に続くゴールで早くもFWの一角を奪取した感がある。何だかんだ言ってもFWは点を取らなければ評価されないポジション。今後の代表での活躍に期待したい。

  前回に続いて海外組が召集され、その融合度がどの程度なのか注目されている今回のキリンカップ。初戦のモンテネグロ戦は取り敢えず結果を残した。だが、それと同時に課題も残った。特に後半はコンディションのせいなのか足が止まり、オシム監督の身上とする「人とボールの動くサッカー」が機能せず、個人技に頼るケースが多々あり、モンテネグロに押し込まれるケースが多かった。アジアカップが行われる東南アジアも、同じようなコンディションで行われる事が予想される。今後は前半のような動きをどのようにして90分維持し続けるかが課題だろう。
  しかし、「結果を残しつつ課題を見つける。」と言う親善試合の目的は達成された。2010年のW杯南アメリカ大会に向けて、今はそういう時期なのかも知れない。目の肥えたサポータにとっては、結果を喜ぶべきか内容を憂べきか悩ましい所だが・・・・。結果を残し自信を植え付けつつ、課題を見つけそれを1つ1つ消化していく。それを消化していく成長過程を見守って行きたい。


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