2007年02月27日

甲子園球児、それぞれの春  【プロ野球 オープン戦など】

  昨年の夏、甲子園を沸かせた大嶺(ロッテ)と田中(楽天)が26日行われたロッテと楽天の練習試合でそれぞれ先発した。
  結果は楽天の田中が得意のスライダーを武器に2回無失点4三振と好投したのに対し、実戦初登板となった大嶺は2回4失点とプロの洗礼を浴びる結果となった。

  今後も注目されるであろう2人のルーキー。楽天の田中は恐らく1軍で開幕を迎える事になるだろう。あわよくば先発ローテーションに入る可能性もある。一方、大嶺はバレンタイン監督の方針もあり開幕は2軍で迎える事ことになりそうだ。今度はいつ対決するのか、今から楽しみである。

  そして、もう1人のヒーロー早稲田大学への進学が決まった夏の選手権の優勝投手、斎藤(早実出身)は一昨年のセンバツ優勝投手福井(済美高校出身)ら1年生9人と共に沖縄キャンプのメンバーに入り、春のリーグ戦でのベンチ入りを目指す事になった。

 暑い夏を沸かせた甲子園球児の春は、それぞれ次のステージがスタートしているのである。



 








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チームで掴んだ浮上へのきっかけ  【スキージャンプ 世界選手権】

  ノルディックスキー世界選手権札幌大会第4日の25日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場で行われたジャンプ団体ラージヒルで日本が3位に入り銅メダルを獲得した。日本勢にとって、地元開催となった今大会で初めてのメダル。世界選手権でのメダル獲得は2003年以来2大会ぶり。
  優勝はオーストリア、2位はノルウェーだった。オーストリアはポイントで1000点を突破し他国を大きく引き離す圧倒的勝利だった。

【ジャンプLH団体結果】
1位 オーストリア    1000.2点
2位 ノルウェー      953.3点
3位 日 本        905.9点
 
<コメント> 
 前日に行われた個人LHでは良い所無く終わった日本ジャンプ陣だったが、団体戦で意地を見せ2大会振りに表彰台に上がる事が出来た。個人LHで見せ場が無かったとは言え、決勝に進んだ4人全員が揃って2本目に進んだ国は他に数えるほどしかなく、4人の総合力が問われる団体戦であれば上位進出の予兆はあった。加えて、試合会場は天候が目まぐるしく変わる事から、難所と言われる地元の大倉山。各国選手が気まぐれな風に苦しむ中、地の利を生かし久々に明るい話題をもたらした。ポイント差を見ると上位2カ国のオーストリア、ノルウェーは別格としても、フィンランド、スイス等と言った有力国が次々と脱落していく中で、ベテラン、若手選手が一体となってメダルを獲得した事は、今後復活を目指す上で大きな一歩となったと言える。

 個々の差では世界との間に大きな隔たりがあるのは否めないが、前回書いた通りベテランを脅かすような若手の選手が多く出てくれば2010年のバンクーバーへの道は明るいものとなるだろう。まずはこのメダルがフロックではない事を証明する為に3日に行われる個人NHで上位に進出する事が必要である。2大会振りに日の丸を掲揚台に掲げた飛行隊がその勢いで浮上のきっかけを掴む事が出来るか。



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2007年02月25日

K点の遥か彼方にある世界の壁 【ノルディックジャンプ  世界選手権】

  ノルディックスキーの世界選手権第3日は24日、札幌市大倉山ジャンプ競技場などで行われ、ジャンプのラージヒルは2002年ソルトレークシティー五輪個人2冠のシモン・アマン(スイス)が1回目に125メートルで首位に立つと、2回目も134・5メートルを飛び、266・1点で初優勝した。
  日本勢は17歳の栃本翔平(北海道・北海道尚志学園高)が117メートル、121メートルの219・4点で日本最高の16位と健闘したもののベテランの岡部孝信(雪印)は21位、葛西紀明(土屋ホーム)は24位、伊東大貴(土屋ホーム)は29位と振るわなかった。

【結 果】

1位 シモン・アマン(スイス)    266.1点 
2位 オリ・ハリ  (フィンランド)  265.9点
3位 ロアル・ヨケルソイ
          (ノルウェー)   262.9点


<コメント>  
  これが世界のジャンプだ、と言うのをまざまざと見せつけられたと言うのが率直な感想である。
  長野オリンピック以降、次の世代の選手が中々育たず、その時の栄光を引きずったまま今日まで来た日本ジャンプ陣。この大会もベテラン2人と若手2人で挑み全員予選を突破した。そして決勝では1番年下である10代の若手選手が1回目2回目とも無難にまとめベテランを押しのけ日本人最上位となった。が、世界の選手は日本ジャンプ界のホープが出した記録を笑うかのように次々とその飛距離を超える大ジャンプを見せた。風が勝負の分かれ目となるこの競技で、不利とされる追い風が吹こうと無風だろうとトップクラスの選手ともなれば、きっちり飛んで来る。日本ジャンプ陣が世界と再び戦えるようになるには、しばらく時間が掛かりそうだ。

  トリノ五輪が終わり、各国の状況を見てみると次々と若手の有望選手が現れている。この大会では、大倉山の風に苦しめられ実力を発揮できなかったものの、ヤコブセン(ノルウェー)やシュリーレンツァウアー(オーストリア)は今シーズンになってW杯ランクで上位に食い込んで来た若手のホープである。2010年のバンクーバ五輪では恐らくそれぞれの国の中心選手となって引っ張っていく存在になるだろう。
  一方の日本ジャンプ陣もようやく次の時代を担う選手が出現し、僅かながら光が見えてきた。この僅かな光を大きくする事が出来るか、それとも再び暗黒の低空を彷徨うかは、若手と中堅選手の層をどのくらい厚くする事が出来るかに懸かっているような気がする。


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2007年02月24日

明暗を分けた東西の両雄  【サッカー ゼロックス・スーパーカップ】

   今年のJリーグを占うサッカーのゼロックス・スーパーカップが24日、国立競技場で行われ、天皇杯で準優勝だったガンバ大阪がFWマグノアウベスのハットトリック等で昨年のJリーグチャンピオン、浦和レッズを圧倒し4−0で勝利を収めた。
  Jリーグは、J1、J2とも3月3日から開幕しガンバ大阪が大宮と、一方連覇を狙う浦和は横浜FCと初戦を戦う。

【試合結果】

 大阪 4−0 浦 和

(得点者)
  前31分 マグノアウベス
  前42分 二川
  後22分 マグノアウベス
  後40分 マグノアウベス 

<コメント>
  今季のJリーグを占う意味で注目の一戦となった試合だったが結果は予想外の大差がついた。
  G大阪は昨年一度も勝てなかった浦和に大差を付けての勝利となった。攻撃力は今年も健在のようで、FWマグノアウベスを中心とした攻撃力は相手にとって脅威となるだろう。西野監督としては、今日の試合内容を来週から始まるJリーグにとっておきたかったと言うのが本音ではないだろうか。それぐらい攻守の歯車がうまく噛み合った試合内容だった。今季も優勝候補の一角である事は間違いなさそうだ。

  一方、昨年Jリーグと天皇杯で王座となった浦和レッズは、一昨日合宿を打ち上げたばかりと言う事もあると思うが全体的に動きが重く王座の面影は全くなかった。監督が代わり選手も入れ替えがあって、チームがまだしっくり行っていない感があるがオーストリア遠征から続く大量失点で守備面で不安を残したまま、Jリーグ開幕を迎えてしまう事になる。今日の試合欠場した攻守の要、闘莉王が入れば引き締まると思うが、来週開幕するJリーグまでに修正する事が出来るかどうか。
 今季はJリーグの他にアジアの頂点を目指す「赤きダイヤモンド」は、その輝きを維持する事が出来るか。Jリーグ連覇とアジアチャンピオンへ向けて早くも試練が訪れたような気がする。








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2007年02月22日

KKコンビ試練の時  【プロ野球 キャンプ関連】

スポーツナビより〜
 オリックスは21日、清原和博内野手が都内の病院で診察を受け、28日に左ひざ内視鏡手術を行うことが決まったと発表した。全治など復帰に向けた具体的な期間は未定だが、入院やリハビリテーションに時間を要するため、3月24日の開幕戦出場は絶望的になった。
 清原は球団を通じ「首脳陣、ドクターと相談し、手術をして万全の状態でグラウンドに立つ決断をしました。リハビリ、練習をしっかりやって、一刻も早く復帰しチームに貢献したい」とのコメントを発表した。
 
<コメント>
 オリックスに移籍して2年目となる今年は期するものがあったと思うが、古傷である左ひざは恐らく耐え難いほどの痛みなのだろう。開幕戦の出場はほぼ絶望的ではあるが、ペナントレースは長い。シーズンの途中で必ずグラウンドに戻って来る事を期待したい。

 谷、中村らベテラン選手が去り、若手中心となったオリックスの中にあって全盛期ほどの力は無くても、これまで培って来た経験などからチームにとって貴重な存在である事に変わりはないと思う。まずはしっかり左ひざを治して、ベストコンディションの状態で復帰して欲しいと思う。

 KKコンビともてはやされて既に20年余りが過ぎ、Kの内の1人である桑田(前巨人)はメジャー昇格と言う目標を追い求め海を渡った。もう1人のK(清原)は古傷と戦いながら、残り少ないであろうプロ生活を送っている。
 長年、プロ野球の人気を支えてきた2人が最後にどのような形でプロ野球人生を締めくくるのか興味深く見守って行きたい。






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2007年02月21日

永遠の課題、それは「決定力」!!  【サッカー U−22日本代表】

  サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは21、熊本県民総合運動公園陸上競技場で行われ、U−22米国代表と対戦したU−22日本代表はチャンスを再三作るも、決定力に欠け0−0で引き分けた。
  この後、メンバーを絞り28日から始まる北京五輪2次予選に挑む。同予選ではB組で香港、シリア、マレーシアと同組。初戦となる28日は国立競技場で香港と対戦する。

【試合結果】
 U−22日本 0−0 U−22米国

<コメント>
 北京オリンピック2次予選の行方を占う上で大事な一戦となった今日の親善試合。U−22日本代表は、FWに平山、カレン、李の3人を配置し攻撃的な布陣で臨んだ。が、再三チャンスを作り出し相手ゴールを攻め立てるも、課題の決定力不足がこの試合でも顔を出す結果となってしまった。
 放ったシュートがクロスバーに当たる等、惜しい場面は確かにあった。親善試合だから内容の良し悪しや課題が見えれば良いと言う意見もあると思うが、しかし本番の北京五輪予選では惜しいでは済まされない場面が出てくるかも知れない。得失点差の決着になった時に「あの1点が・・・・」と後悔しても後の祭りである。やはり決めるべき所は決めなければいけないだろう。
 収穫と言えば、オランダから戻って来てからのプレーにかつてのキレがなくサッカー以外で話題となる事が多かった平山にキレが戻りつつある事だろうか。これから始まる五輪予選での活躍に期待したい。

 オリンピックのサッカーは、アトランタ大会から連続して出場している日本だが、その連続出場を維持出来るかどうか。北京オリンピック出場へ向けての長きに渡る戦いがいよいよ始まろうとしている。


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2007年02月18日

壮大なスケールだったマラソン大会!!  【陸上 東京マラソン】

〜スポーツニッポンより〜
    日本で初めての大規模都市型マラソン、東京マラソンは18日、西新宿の東京都庁前から臨海副都心の東京ビッグサイトまでの42・195キロのコースで行われ、日比谷公園にゴールした10キロの部や車いすの部を含め、トップ選手や市民ランナーら国内最多となる合計3万870人が首都を駆け抜けた。

 男子はケニア出身のダニエル・ジェンガ(30)=ヤクルト=が2時間9分45秒で優勝。今夏の世界選手権(大阪)代表選考会を兼ねた日本勢は佐藤智之(26)=旭化成=が2時間11分22秒で2位に入った。女子は1992年バルセロナ、96年アトランタの両五輪メダリストの有森裕子(40)=リクルートAC=がマラソンの「ラストラン」として2時間52分45秒の5位で完走。「若者にも東京にとっても、素晴らしい大会になる期待を抱いた」と話した。

 大会は2016年五輪招致を目指す東京都が、首都の魅力を世界へ発信する絶好の機会ととらえ、トップ選手と一般の愛好家、支援者が一体となる新しいスポーツイベントとして開催された。


<コメント>
  3万人もの参加者が集い行われた日本で初めて開催された大規模マラソン。都心の交通網を長時間封鎖して行われると言う事でトラブルが懸念されたが、大きな混乱もなく無事終了した。沿道の大きな歓声や、参加者の感想等を聞くと大会は概ね成功だったのではないかと思う。

  さて世界選手権代表選考会を兼ねた今レースだったが、天候が天候だった事と初のコースと言う事で各選手勝負どころを掴みづらかったのだろう、記録としては平凡なものに終わった。
  これまでの選考会で世界選手権の内定条件となる「2時間9分30秒を切った上で日本人トップ」をクリアしたのは、福岡国際4位で日本人トップだった奥谷亘(SUBARU)ただ1人。今回2位になった、佐藤智之選手は同じ福岡国際の10位から巻き返したと言う点で印象が良い。が、もっと内定条件を突破する者が出て欲しいというのが陸連関係者の本音だろう。

 かつてお家芸だった男子マラソンの復活への道はまだまだ険しいと言えそうだ。

 また、かつて女子マラソンの第一線で活躍した有森、市橋両選手がこのレースを最後に現役を引退した。最後のレースとなっただけに良い天候の下で走らせてあげたかった。


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2007年02月14日

ついにオファーが来たけれど・・・育成枠?  【プロ野球 人事情報】

 中日ドラゴンズは、元オリックスの中村紀洋内野手(33)の獲得に向けてキャンプを行っている沖縄で14日にテストを行うと発表した。また球団関係者がテストの結果次第で同日中に育成枠を使って契約する可能性がある事も示唆した。

 また近鉄在籍時に中村選手と共に活躍しリーグ優勝に貢献した元巨人のタフィー・ローズ選手(38)がオリックスの入団テストを受ける事が球団から発表された。

 かつて近鉄を支えた2人の大砲の行方に注目が集まる。

<コメント> 
 今はなき近鉄バッファローズをリーグ優勝に導いた大砲2人が復帰に向けそれぞれ球界復帰への道を模索している。

 まずはローズ。昨年アメリカに戻りメジャー昇格を狙ったが叶わず一旦は現役を退いている。加えて巨人に在籍していた頃から力の衰えが見えていた選手だけに、オリックスはどうして獲得に動くのか疑問が残る。ケガで期待に見合う働きが出来なかったとは言え、それが治ればまだ活躍する可能性がある選手を切って獲るほどの選手なら話は別だがそうは見る人は少ないだろう。果たして球団はどのような考えで現在の力量が未知数の、かつての大砲を獲得しようとしているのだろうか。球団としてどのようなチームにしたいのかと言うポリシーが見えて来ない。
 もちろん球界復帰を目指す本人に何ら罪はない。働き場の話がある所に行くのが野球人の性だ。あの豪快なホームランが蘇るのか、道は決して平坦ではないと思う。
 
 一方、もう1人の大砲中村は中日が育成枠での獲得を検討している。中村にとっては例え育成枠での契約で年俸が大幅に下がっても、実践から遠ざかるよりは良いと言う判断なのだろう。昨シーズン活躍できなかったとは言えまだ老け込む年ではない。
 しかし今回獲得を表明している中日は「育成枠」を行使すると言う。本来育成枠はより多くの選手を育成するため、球団が抱えることができる選手数を増やす、つまりすそ野を広げて選手の受け入れ先を確保するのが目的のはず。これだけを見ると中村選手を育成枠により受け入れると言う事は理念にかなっているように見える。 
 しかし実際他の球団を見ると、未完の若手に機会を与えているケースが圧倒的に多い。そのような中で、既にベテランの域に達しプロ野球界の酸いも甘いも知り尽くした選手にこの方法が良いのかどうか。何かしっくり来ない部分はある。
 中村の移籍話が既に今シーズンの陣容が既に決まってから出て来たと言う極めてレアなケースではあるにせよ、育成枠で契約した後のプラン次第では今後、育成枠のあり方が問われそうな気がする。

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2007年02月12日

待ってろホウオー!!  【競馬 きさらぎ賞】

  第47回きさらぎ賞が11日、京都競馬場1800メートルで行われ、3番人気のアサクサキングスがスタートから先頭に立ちそのまま逃げ切った。優勝タイムは1分48秒8。また、四位騎手に代わって騎乗した武幸四郎騎手はこのレース初勝利となった。
 2着は大外から追い込んだ2番人気のナムラマース、サムライタイガースが3着に入った。1番人気のオーシャンエイプスは最後の直線で伸びず4着に終わった。


【レース結果】

1着 アサクサキングス   武幸四郎  1分48秒8
2着 ナムラマース      ペリエ
3着 サムライタイガース  安藤勝己
4着 オーシャンエルプス  武 豊 

<コメント>
 四位騎手から急遽乗り代わりとなった武幸四郎騎手だったが、思い切った逃げを打って、スローペースに持ち込むと最後の直線でも脚色は衰えず、他馬を寄せ付けなかった。2着に入ったナムラマースの追い込みも今後に期待を抱かせる内容だった。
 この2頭は昨年暮れのラジオNIKKEI杯で好位置につけながら最後の直線で不利を受け勝利を逃した。その時の1着が先日の共同通信杯で無傷の4連勝を飾り、現在クラシックホースの称号に最も近いとされているフサイチホウオーである。2頭とも賞金的に春のクラシックレース出走に支障はないと思われ、そのフサイチホウオーに借りを返す舞台に立つ権利を得たと言っても良いだろう。この後出走するレースにも期待したい。

 一方、デビュー戦で2着以下を大きく引き離すと言う鮮烈なデビューで一躍注目を浴びたオーシャンエイプスは好位置に付けたものの、直線で伸びを欠き4着に終わった。やはりキャリア2戦目で重賞制覇出来るほど甘くはなかったようだ。


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2007年02月11日

錆びついていなかった伝家の宝刀  【サッカー スペインリーグ】

   サッカースペイン1部リーグは10日2試合が行われ、レアル・マドリードが約1カ月ぶりに復帰したベッカムのFKなどでレアル・ソシエダードに2−1で逆転勝ちし3連敗を免れた。これで勝点を41に伸ばし暫定3位となっている。
  試合は、前半37分0−1場面で得たFKのチャンスをベッカムがきっちり決めて同点とすると後半開始直後、ファンニステルロイのゴールで勝ち越し逆転勝ちを収めた。
  

【スペイン1部リーグ成績】
1位  バルセロナ       43
1位  セビリア         43 
3位  R・マドリード       41 
4位  バレンシア        39 
5位  A・マドリード      36 
数字は勝点


<コメント>
 ベッカムの代名詞と言えるFKがチーム、指揮官の窮地を救った。優勝を宿命づけられているチームは現在、リーグ3位に甘んじている上にこの試合を落とすと3連敗となる事でベッカムを戦力外としているカペッロ監督の立場も危うい状況となる。そんな中で
約1ヶ月ぶりのスタメンを勝ち取り、きっちりと結果を残した事で改めて存在感を示した。
 一方、救われた格好となった指揮官はこれまでの方針を撤回し、今後もイングランドの貴公子を起用し低迷打開を図る方針のようだ。

 「銀河系」の象徴だった選手が次々と引退、他チームに移籍していき、最後となったベッカムもアメリカに行く事を表明している。このまま星くずとなり銀河の彼方に消えると思われていたスターは、チーム低迷と言う思わぬ形で再び輝きを取り戻せる権利を得た。この後チームの救世主となれるか。最後のスター、イングランドの貴公子の復活ストーリーが始まろうとしている。


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2007年02月10日

心機一転のはずが・・・・  【サッカー Jリーグ】

スポーツナビより〜

  日本フットボールリーグ(JFL)のロッソ熊本は9日、練習試合で相手選手を負傷させたDF上村健一を、2月28日までに行われるすべての対外試合で出場停止とし、さらにチームの地域活動や奉仕活動に従事させるとの処分を発表した。
 元日本代表の上村は、6日に行われたJリーグ1部(J1)清水との練習試合で、FW戸田光洋を後方からタックル。戸田は左腓骨(ひこつ)骨折で全治3カ月と診断された。
 ロッソ熊本はJリーグ入りを目指している。

<コメント> 
 Jリーグ各チームは、シーズンを戦い抜くべく各地でキャンプを張っている。この時期チームにとって最も恐いのが選手の怪我、それもシーズンの大半を棒に振るような大けがである。
 実際の現場を見ていないので詳しくは分からないが、怪我を負った戸田選手はFC東京から今季清水に移籍した。FC東京では豊富な運動量で定評のあったFWだったが、そのスピードを生かす為なのか、清水の長谷川監督はサイドバックでの起用する構想があったようで、ロッソ熊本との練習試合でテストする予定だった。これがうまく機能すればサイドから崩しと言う攻撃のオプションが増えると期待したのだろうが、予想もしなかった一発のタックルでその構想は消えようとしている。更に拍車を掛けたのが上村選手本人やロッソ熊本の謝罪の態度だった。ましてや上村選手はJリーグのチームにも在籍しかつて日本代表にも選出された事があるベテラン選手である。
 先にも述べたがこの時期の選手の怪我、それも期待していた選手や今回のように他チームから移籍しチームにフィットさせる為の時間が必要な選手の怪我はチームを作る上で大きな誤算となる。清水が休業補償を要求すると言う措置に出るのも無理はないだろう。
 ロッソ熊本は、2月いっぱい上村選手の対外試合への出場を禁止すると発表したが、それで清水を納得させる事が出来るかは不透明である。この問題、果たしてどのような決着を見るのだろうか。



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2007年02月08日

留学生に負けるな、日本の高校生!! 【高校バスケット男子  新チームの展望A】 

  高校バスケットボール男子新チームの動向を追うシリーズの2回目。今回は北信越、東海、近畿地区について調べてみた。

【北信越】
  既に北信越大会が終了しており、北陸(福井)が順当に優勝した。昨年のインターハイを制し、ウィンターカップでも準優勝している。今や全国のトップクラスと言っても過言ではないだろう。果たして今年はどんなチームに仕上がるのか、今から楽しみだ。
  また、決勝でその北陸に敗れた新潟商(新潟)と以前その新潟商を全国で戦えるチームを作り上げた監督が率いる高志(新潟)の新潟対決も見ものだ。新人戦の県大会地区予選では高志が、県大会では新潟商が勝ち名乗りを上げている。一冬越してそれぞれどんなチームになってインターハイ予選等で相まみえるのか興味深い。


【東 海】
 東海大会は17日から浜松市で行われる。 
三重県を除き、県大会が終了しており東海大会に出場するチームが決定している。安城学園を始め県大会で常に上位に顔を出す高校が順当に勝ち進んでいる。注目は久々に岐阜県を制した岐阜農林と、ここ数年静岡の頂点に君臨していた飛龍を決勝で僅差ながら下し、その座を奪った藤枝明誠。前者はかつて全国大会でも上位に名を連ねた事もある古豪、そして後者は中国からの留学生を擁して県大会を制した新興の高校である。


【近 畿】
 近畿大会は17日から和歌山県で行われる。大会に出場する各府県の代表校は既に決まっており、ウィンターカップで優勝した洛南(京都)、ベスト8に進出した光泉(滋賀)等が出場する。ウィンターカップで優勝し、今年は追われる立場となった洛南が代が替わってどんなチームになるのか注目したい。



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2007年02月07日

留学生に負けるな、日本の高校生!! 【高校バスケット男子  新チームの展望】 

  今日は久々に高校バスケットについて取り上げてみたい。
  ウィンターカップも終わり、各高校は新チームに移行している。地区によっては既に都道府県大会及びブロック大会が終了している所もある。
  昨年も男子高校バスケ界を席巻した留学生パワー。今年もその勢いは止まらないのか。
  今回は各地区、現在の状況を追ってみた。第1回目は北海道、東北、関東・東京。 

【北海道】
  道大会は9日から行われる。組合せを見て驚いたがかつて北海道の高校バスケット界をリードしてきた東海大四がこの大会はノーシードである。札幌地区予選でその東海大四を破った札幌東がシードされていた。本番までにはキッチリ仕上げてくると思うが果たしてどのような戦いを見せるか。
 優勝争いはここの所、東海大四に代わって北海道代表として全国大会に名を連ねている大麻と昨年末に行なわれたウィンターカップに初めて出場した恵庭南が中心になると思われる。

【東 北】
  既に東北大会が終了しており、昨年と同じカードとなった決勝は能代工が明成(宮城)を破り東北一の座を守った。昨年は外国の留学生の高さに泣かされ続け無冠に終わった能代工。全国の舞台で果たして復権なるか。
  一方、昨年1、2年生のみのメンバーながらウィンターカップでベスト8に勝ち進み旋風を巻き起こした明成。3学年全てが揃う今年、トップクラスの高校にどれだけ迫れるか。

【関東・東京】
 関東大会は10日から茨城県で開催される。優勝争いの中心は、有力校が多い地区を勝ち抜いた埼玉、千葉、東京、神奈川のチームか。京北(東京1位)や市立船橋(千葉1位)、それに地元開催で活躍が期待される土浦日大(茨城1位)の戦いぶりに注目したい。

〜観戦記〜
 去る1月14日、駒沢体育館で行なわれた新人戦東京都大会決勝リーグ、八王子×世田谷学園を観戦した。留学生を擁し高さのある八王子に対し、早い攻撃と外のシュートが武器の世田谷学園がどのような試合運びをするか興味を持って見ていたが、新チームになってからの期間が長い世田谷に一日の長があった。とにかくアウトサイドからの3Pシュートが良く入っていたと言うのが率直な感想だ。インサイドの攻撃はまだこれからと言った感があるが(或いは今大会は高さに対し外の攻撃がどこまで通用するかがチームのテーマだったのかも知れないが)、まだ十分に時間はある。高さのあるチームに対し、インサイドで攻める事が出来ればオフェンスの選択肢が広がり先々楽しみなチームである。
 一方、ウィンターカップで活躍した八王子は新チームに移行してから日が浅いと言う事もあってチームで相手を攻略すると言うよりは個々の能力だけで試合をしていたと言う感じがした。チーム作りはこれからなのだろう。また、現段階では留学生の高さも十分に生かされておらず持て余しているという印象を受けた。今後、その高さが封じされた時にどう攻めるかが課題と思われる。ただ留学生の高さが今後うまく機能すれば昨年同様、他チームにとって脅威となる事は間違いなさそうだ。
  
 ここ数年、東京の上位8〜10校はほぼ顔ぶれが変わっていない。東京に限らず他でもそのような傾向にある道府県は決して少なくないが・・・。

 各大会、決勝リーグに進む4校と順位決定戦に回る4校、それに続くベスト16辺りのチーム間でそれぞれに壁があるような気がする。この壁を突破して上位層に風穴を開けるような学校が出てくれば、東京の高校バスケットも更に盛り上がるのではないかと思った。 



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2007年02月05日

中通り出身の「アツシ」、会津出身の「アツシ」を振り切る!!  【マラソン  別大毎日マラソン】

   陸上の世界選手権大阪大会(8月25日開幕)の代表選考会を兼ねた第56回別府大分毎日マラソンは4日、大分市営陸上競技場発着のコースで行われ、藤田敦史(富士通)が2時間10分23秒で優勝した。藤田のマラソン優勝は2002年3月の東亜ソウル国際以来、5年ぶり。
  また、このレース藤田と共に注目されていた佐藤敦之(中国電力)は、世界陸上に向けアピールしておきたい所だったが、38キロ過ぎに藤田が仕掛けたスパートについていけず2位に終わった。


<コメント> 
  「アツシ」対決となった、別大毎日マラソンは福島県中通り出身の「アツシ」(藤田)(富士通)に軍配が上がった。実はこの2人、学年こそ違うが共に福島県出身で箱根駅伝で活躍するなど共通点が多い。 ちなみに敗れた「アツシ」(佐藤)の方は、会津若松の出身である。

  レースは序盤からスローペースで進んだ為に記録的な興味は薄れたレースとなったが、かつて将来を嘱望された2人が繰り広げたレースは見応えがあった。終盤の38キロ付近でスパートし見事に復活した藤田選手。このレースは基準時間をクリアすれば自動的に世界陸上に内定するレースではない為、8月の大阪での大会出場は他の選考レースの結果との兼ね合いになるが、来年の北京五輪出場への足掛りとなったのは間違いないだろう。
 一方、藤田選手に敗れ世界陸上出場はほぼ絶望的となった佐藤選手だが、途中棄権した昨年3月のびわ湖毎日以来のレースで優勝争いが出来た事は今後に繋がるだろう。
 近年、女子の活躍に押されている男子マラソン界であるが、瀬古、中山らが活躍した黄金時代の再来なるか。今後も2人の活躍から目が離せない。


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2007年02月04日

ホウオー、New Legendの誕生を許さず!!  【競馬 共同通信杯】

  第41回共同通信杯(GV)が4日、東京競馬場の1800mで行われ1番人気のフサイチホウオーが優勝し無傷の4連勝を飾った。また、ディープインパクトの弟と言う事で注目されているニュービギニングは直線での伸びを欠き4着に終わった。


【レース結果】
 1着  フサイチホウオー   安藤勝己  1分47秒47
 2着  ダイレクトキャッチ  北村宏司
 3着  フライングアップル  岩田康誠
 4着  ニュービギニング   武 豊


<コメント> 
  古くはミスターシービーや3冠馬ナリタブライアン等その後の中央競馬界で中心的な存在として君臨する馬を多く輩出し、出世レースの1つとされている共同通信杯。今年はデビュー以来無傷の3連勝でこのレースに駒を進めたフサイチホウオーとディープインパクトの弟で昨年暮れのホープフルSで兄を彷彿とされる末脚を披露して2連勝を飾ったニュービギニングに注目が集まった。

 レース結果は、既に重賞を2つ勝っているフサイチホウオーが最後の直線で力強く伸び格の違いを見せつけた。これで無傷の4連勝。春のクラシック戦線の中心に躍り出た。
 
 一方、このレースが今後を占う試金石となったニュービギニングだったが、直線で伸びを欠き追走するのがやっとだった。昨年暮れのレースでの勝ち方が豪快だっただけに期待は大きかったが、やはり現時点で兄と比較するのは酷な気がする。春のクラシックレースに出るには賞金的に微妙な位置にいる。本番前にトライアルレースに出てくるとすれば、そこが兄が築いた伝説を継承出来るか否かの分かれ目になるだろう。果たして兄、ディープインパクトが築いた伝説の継承者となれるかどうか。



 
「フサイチ」のオーナーと言えばこの人




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2007年02月03日

新旧女王対決、今年は見られず!!  【テニス  東レ・パンパシフィック】

  テニスの東レ・パンパシフィックオープンは3日、準決勝2試合が行われマルチナ・ヒンギス(スイス)とアナ・イワノビッチ(セルビア)が勝ち、4日の決勝に駒を進めた。
  また、この大会2年ぶりの優勝を狙ったマリア・シャラポワ(ロシア)はイワノビッチ戦の第2セット途中で左足の痛みを訴えて途中棄権した。

【試合結果】

ヒンギス(スイス) 3−0  デメンチェワ(ロシア)
イワノビッチ(セルビア) 1−0(途中棄権)シャラポワ(ロシア)

<コメント>
 昨年の準決勝に続く新旧女王の対決が期待された東レ・パンパシフィックオープンだったが、思わぬ結果で実現される事はなかった。
 昨年ツアー復帰したヒンギスは前回大会で敗れたデメンチェワを寄せ付けずリベンジを果たしこの大会8度目の決勝進出となった。ツアー復帰して2年目の今年はこれからどんな活躍を見せてくれるのか楽しみである。

 一方、全豪オープンで準優勝し日本に乗り込んできたシャラポワだったが、灼熱の太陽が照りつけたオーストラリアから休みなしで冬真っ盛りの北半球へ移動しての試合は、本人が予想していたのよりもハードだったのだろう。この大会は全豪オープンでの激戦の疲労が溜まっていたのか、全体的に精彩を欠いたプレーが多かった。次の大会こそはベストコンディションでの彼女のプレーが見たいものだ。




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2007年02月01日

Qちゃんいよいよ正念場!!  【陸上 女子マラソン】

 女子マラソンのシドニー五輪金メダリスト、高橋尚子が世界陸上選手権の代表選考を兼ねる3月の名古屋国際女子マラソンへの出場を断念する事が決まった。昨年11月に行われた東京国際女子マラソンで低調な成績に終わっている事から8月に大阪で行われる世界陸上への出場はほぼ絶望的となった。今後は、今年の秋から順次行われる北京五輪の国内選考会へ向けて調整する事になる。

高橋選手のコメント「長いスパンで1から体を改善し、今までの総決算として北京五輪予選会に全力で臨みます」 


<コメント>
  当初、世界陸上の代表権を得る為に3月の名古屋国際に強行出場するのではないかと噂されていたが、今後のターゲットを北京五輪に絞ったようだ。世界陸上で北京五輪出場の内定を得る事は選手にとって魅力的ではあるが、出場出来ても内定を得られる保証はどこにも無く、世界陸上で敗れた時のリスクや短期間で何度もコンディションをピークに持って行くのが困難な事を考えると妥当な判断だったと思われる。何より3月の名古屋国際で敗れた時は選手生命が終わってしまう可能性すらある。

  女子マラソン界の選手層の厚さや11月のレース内容を見る限り、高橋選手の北京五輪への出場は依然厳しいと思われる。だが、世界陸上を目指す他の選手と比べて、いち早く目標を北京五輪に切り替えた事が、もしかしたら吉と出るかも知れない。
 
  世界陸上が終わった秋以降、国内選考会が始まる。高橋選手がどのレースで北京五輪を目指すのか分からないが、仮に東京国際でリベンジを期す事になると、アテネ五輪金メダリストの野口選手もこのレースで北京五輪を目指すとされており、新旧女王の対決がこの秋にも見られる可能性がある。オリンピック選考では毎回悲喜こもごもの女子マラソン。今年から来年の代表選出までまた何かしらのドラマがありそうな予感がする。



 




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