2006年12月31日

プレイバック2006   【スポーツこの1年】

 様々なスポーツの大会が行われた2006年も残り僅かとなった。今年最後を締めくくる意味で、今年1年の主なスポーツシーンを振り返ってみたい。


【トリノオリンピック】
 今年最初のビックイベントとして2月に開催されたトリノ五輪。日本はメダルが狙える選手が揃ったスピードスケート、フィギアスケートを中心にメダル5個を目標に掲げたが、結局女子フィギアの荒川静香の金メダル1個に終わった。あと一歩で表彰台、と言う選手も多かったが選手の選考方法、競技施設の充実など課題の残る大会となった。
  
◎当ブログ関連記事(トリノ五輪終了後の記事)
 http://sports-com.seesaa.net/article/13887741.html 


サッカー
 4年に1度世界中の人々を熱狂の渦に巻き込むW杯が行われ、イタリアが優勝した。イタリアは国内リーグが八百長疑惑で揺れている中で栄冠を勝ち取った。
 一方、地元開催だった前回に引き続き決勝トーナメント進出が期待された日本だったが、世界との差をまざまざと見せつけられる結果となった。世界と肩を並べるまでになったと言う幻想から覚めた瞬間でもあった。

 また、国内では浦和が初めてJリーグを制した。現在行われている天皇杯でも決勝に進出し2冠を目指す。

 W杯終了後、ジーコ監督は退任しトルコの強豪フェネルバフチェの監督に就任した。またこの大会を最後に中田英寿は引退し、ピッチを去った。日本代表監督は前市原監督のオシム氏が就任し国内の選手を中心にチーム編成を行っており、海外組が召集されるのはアジア杯本戦からになりそうである。ただ、実績を重視したジーコ監督と違い、常時レギュラーで出場している選手を招集すると言う方針から、召集される選手は限られるだろう。

◎当ブログ関連記事(W杯関連 : ブラジル×日本終了後の記事) 
 http://sports-com.seesaa.net/article/19751285.html
 


【野 球】
  今年は例年以上に話題の多かった野球。3月のWBC制覇に始まり、真夏の激闘高校野球、そして日本ハムの活躍に沸いた北の大地。反面、球界の盟主ジャイアンツの人気凋落も特筆すべき事柄である。その中から国内の話題になるが、ハンカチ王子に湧いた夏の高校野球を取り上げたい。
  
  8月に行われた夏の全国大会決勝の激闘は記憶に新しいが、当ブログが取り上げるのは西東京大会決勝である。
 日大三×早実の顔合わせとなったこの試合、結果的には早実が勝って全国への切符を手にした訳だが、1点を争い延長までもつれ込む好ゲームだった。事実日大三は延長に入って一度勝ち越し優勝まで手が届きかけていた。もし、あのまま試合が終わっていればハンカチ王子のブームも、駒大苫小牧との激闘もなかった。今年の高校野球を語る上で無くてはならない出来事の1つだと思う。
 
◎当ブログ関連記事(夏の高校野球 西東京大会決勝の記事)
http://sports-com.seesaa.net/article/21663620.html

   
 その他の競技でも国際大会が多く行われたが2006年は世界との差、世界との壁を痛感させられた1年だったと言える。2007年世界との間に生じた差、壁を少しでも埋める事が出来るのか。世界へ飛び出した選手が活躍するシーンを是非見たいものである。
















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2006年12月30日

年の始めに笑うのは赤か青か? 【サッカー 天皇杯】 

   サッカーの天皇杯は29日準決勝2試合が行われ、浦和とG大阪が決勝に進出した。両チームは1月1日の元日に国立競技場で対戦する。



【天皇杯 準決勝の結果】

浦 和 2−1 鹿 島
 (得点者)
  (浦)小 野  前40分
     ポンテ  後37分
  (鹿)岩 政  後24分 


G大阪 2−1  札 幌
 (得点者)
  (G)加 地  前18分
     前 田  後 7分 
  (札)相 川  後 9分


<コメント>
天皇杯は、Jリーグの覇権を争った者同士で争われる事になった。G大阪がリベンジを果たす事が出来るか。それとも浦和が返り討ちにするか。

 浦和は今季、ケガ等で先発から外れ続けていた小野が準々決勝に続き「らしい」プレーを見せた。自らシュートを決めると決勝点のきっかけとなったヒールパスは、まさに芸術的だった。ドイツW杯では、僅かな時間しか出場できず浦和でも出場機会を失って、色褪せつつあった「ガラスのエース」が輝きを取り戻した。オシム監督になってから一度も代表に招集されていないが、選手層が厚く若手の台頭が著しい日本代表の中盤に割って入る事が出来るか。

一方、鹿島は今シーズンも無冠に終わった。かつてのJリーグ王者もここ最近は目立った成績を残していない。表で裏で支えとなったジーコはもういない。監督も交代する来シーズンは正念場を迎える。

 そして決勝で対戦するG大阪。この大会後にザルツブルグへ移籍する事が決まっている宮本が日本で最後の試合となる「サッカーの聖地 国立」で花道を飾る事が出来るか。ライバル2チームによるスリリングな試合を期待したい。










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2006年12月25日

Jを飛び越え世界へ!!  【サッカー 入団情報】

  サッカーのUー19日本代表で中京大中京高のFW伊藤翔がフランス2部のグルノーブルに入団するを表明した。今夏、アーセナルの練習に参加しベンゲル監督から高評価を受けながら、就労ビザが下りず移籍を断念した。念願のアーセナル入団へ、まずはグルノーブルで足元を固める。


<コメント>
  日本のサッカーがW杯など世界の舞台に出るようになり、欧州でプレーする選手が出始めてから、いつかこういう時が来るのではないかと思っていたが、ついにJリーグを飛び越えて世界へ出る若い選手が登場した。Jリーグの浦和名古屋等も獲得に乗り出していたが、見向きもしなかった。決して平坦な道ではないと思うが、グルノーブルでレギュラーを取り活躍して欲しい。そうすれば、欧州のビッククラブへの道も開けるはずだ。

  近年、真のストライカーが中々誕生しない日本のサッカー界だが果たして彼がストライカー欠乏症の救世主となれるのか、注目したい。

  それにしても、ソッポを向かれた形となったJリーグの各チームの関係者はどんな思いで、このニュースを聞いたのだろうか。



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2006年12月24日

ディープ伝説、完結!!そして次の伝説は弟に・・・  【競馬 有馬記念】

  第51回有馬記念が中山競馬場2500mのコースに14頭が出走して行われ、このレースで引退となる1番人気のディープインパクトが圧倒的な強さで勝利を収め有終の美を飾った。また、これに先立ち行われたホープフルSで、ディープインパクトの半弟(父:アグネスタキオン)のニュービギニングが勝利し、来年のクラシック戦線へ名乗りを上げた。ディープインパクトの伝説を弟が引き継ぐのか。楽しみな1頭が登場した。


【有馬記念 結果】
 1着  ◎ディープインパクト   武 豊
 2着   ポップロック      ペリエ
 3着   ダイワメジャー     安 藤
 4着  ○ドリームパスポート   内 田
 5着  △メイショウサムソン   石 橋 


<コメント> 
  競馬ファンのみならず、日本中に数々の感動を与えて来たディープインパクト。最後も1頭だけ違う次元の走りを見せ7つ目のGTタイトルを獲得して競走馬としての役目を終える事になった。ディープインパクトが最後を飾るかと共にディープインパクトに代わる主役が出てくるか注目されたレースだったが、クラシックレース2冠に輝いた3歳馬も、秋のGTを2勝した馬も、海外のGTを制した馬も、その影すら踏む事が出来なかった。

 これで引退するのが勿体無いような気もするし、海外のレースに再度挑戦して欲しいと言う気持ちがファンの中にはあると思うが、その夢は何れ活躍するであろう子供達が叶えてくれると信じたい。稀代の名馬よ、有難う!!

 また、ディープインパクトの半弟(父:アグネスタキオン)のニュービギニングがオープンのホープフルSで勝ったので、恐らく来年のクラシック戦線に出てくるであろう。今日のレースはまるで兄のレースのVTRを見ているかのような豪快な勝ち方だった。現時点で兄と比較するのは酷だと思うが、競馬ファンは兄の姿と重ね合わせて見るだろう。
 兄弟で活躍した馬と言えば、ビワハヤヒデ(兄)、ナリタブライアン(弟)がいるが果たして、馬名の通り「新たな伝説の始まり」となるだろうか。

 今年の競馬界は2年連続で3冠馬が誕生する可能性があった事や海外で活躍する馬が多かった等、話題の多かった1年だった。そして、最後は主役がキッチリ締めて終わった。その主役も舞台から降りる。来年は群雄割拠の1年になると思うが、その中からどの馬が主役の座に就くのか。また新しいドラマが始まる。


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2006年12月23日

グランプリレースの勝者はファンの期待通りとなるか?それとも・・・  【競馬 有馬記念】

 今年の競馬の最後を飾る第51回有馬記念が24日、中山競馬場2500mに14頭が出走して争われる。
  最強馬ディープインパクトが最後のレースとあって、盛り上がりを見せているが果たして、ファンの願い通りの結果となるか、それとも・・・。明日の15時25分からの約2分30秒、競馬ファンのみならず日本中を熱狂させるであろうレースの結果はいかに?



【本紙予想】
  今回の有馬記念はディープインパクトを始め、ダイワメジャーにスイープトウショウ、デルタブルース、メイショウサムソン、海外も含めるとこれにコスモバルクとGTが揃い多彩なメンバー構成となった。これに常に安定した成績を上げているドリームパスポートを加えた、これらの馬が中心になると予想する。
 また、展開を考えるとアドマイヤメインが既に大逃げ宣言をしている上に先行馬が多く、スローペースになるとは考えにくく平均〜ハイペースでレースが進むと思われる。

 その中でもやはり本命(◎)は3枠4番ディープインパクトを置いて他にないだろう。ジャパンカップ後の調教も順調にこなしているようで、やはり他の馬とは格が違う。不安要素と言えば、激走した前走の反動が出る事くらいか。明日の馬体重に注目したいが、そのような心配は杞憂に終わるのかも知れない。

 むしろ難しいのは2番手以降の評価である。上に挙げた有力馬は展開次第でどの馬にもチャンスがあると思われる。その中でも成績が安定している3枠3番ドリームパスポートを対抗(○)にしたい。この馬はよく乗り役が代わるが、全て3着以内に入っており能力の高さを示している。今回の鞍上は「公営の名手」内田騎手。どんな手綱さばきを披露するのか注目したい。

 以下、押さえ(△)として右回りに実績を残している5枠7番コスモバルクと、消耗戦となった時に勝負強さを発揮する今年の2冠馬5枠8番メイショウサムソン、そして勢いのある6枠9番トウショウナイトを挙げたい。

 そしてこのレースの穴候補(▲)は、2枠2番デルタブルース。2500mの持ちタイムが最速であり、前に位置を取りやすい内枠からのスタートで最後まで粘る可能性がある。
 
 有力馬の中で4枠5番ダイワメジャーは距離がネックとなり坂上の直線で止まると予想し外した。また、4枠6番スイープトウショウについては牡馬相手に勝った当時の勢いに陰りが見える事や牝馬で良績がないこのレースとの相性を考えて同じく外した。


 整理すると以下の通りとなる。

 ◎3枠4番 ディープインパクト
 ○3枠3番 ドリームパスポート
 ▲2枠2番 デルタブルース
 △5枠7番 コスモバルク
 △5枠8番 メイショウサムソン
 △6枠9番 トウショウナイト

 馬連で 2−4、3−4、4−7、4−8、4−9 


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笑顔で正月を迎えられるチームはどこか? 【高校バスケット ウィンターカップ】

  年末年始は、サッカーラグビー等で高校の全国大会が行われるが、その先陣を切る形で24日から第37回全国高校バスケットボール選抜優勝大会(通称:ウィンターカップ)が東京体育館で行われる。

 この内、男子はインターハイで優勝した北陸(福井)や準優勝だった洛南(京都)を中心に、今シーズン未だ無冠の高校バスケ界の雄、能代工(秋田)や予選でライバル福岡第一を破った福岡大大濠(福岡)、留学生を擁する延岡学園(宮崎)等が虎視眈々と優勝を狙っている。地元、東京代表の京北八王子はどんな戦いをするのか。両チームとも比較的厳しい組合せとなったが、それぞれ持ち味である速攻(京北)や留学生を生かした高さ(八王子)が発揮出来れば、上位進出も可能と思われる。

 また、本紙で何度か取り上げた明成(宮城)がいよいよそのベールを脱ぐ。かつて、仙台高校を優勝に導いた名将佐藤久夫監督が久々の全国大会でどのような采配を振るうのか注目したい。

 今年は男子の世界選手権が日本で開催されたが、ファイナルラウンドに進む事が出来ず、先日行われたアジア大会でも思うような成績を残す事が出来なかった。悲願の北京五輪出場へ、明るい話題が無いに等しい日本の男子バスケ界であるが、是非この大会から救世主となるような選手が現れて欲しいものである。

◎組合せはこちら
http://www.wintercup.jabba-net.com/2006/bracket.html?mw=1  



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2006年12月21日

自力で「疑惑の王者」のレッテルを剥がした王者!!  【ボクシング WBAライトフライ級】

  ボクシングのWBAライトフライ級王座戦が20日、有明コロシアムで行われ、王者の亀田興毅(協栄)が同級1位のファン・ランダエタ(ベネズエラ)を3−0の判定で下し、初防衛に成功した。
  前回の王座決定戦が2−1の微妙な判定だった事でで物議を醸し再戦となったが、完全勝利ともいえる今回の試合で一応の決着を見た。

<コメント>
  8月の王座決定戦での微妙な判定での勝利にボクシング界はともかく、様々な方面で物議を醸したニューチャンピオンだったが、再戦となったこの試合でキッチリ結果を残して
防衛に成功した。
  何より驚いたのは、それまでのファイトスタイルから足を使ったアウトボクシングに変えた事である。打ってくると予想していたであろう相手陣営もその変貌ぶりに面食らったのではないだろうか。逆に打ちに行かざるを得ない展開を強いられ、チャンピオンにパンチを貰いポイントを奪われていった。 

 試合そのものは打ち合いにならず面白味に欠けたが、今までの一発KOから確実にポイントを奪う、あくまで勝ちにこだわったチャンピオンらしい戦いをしたと言う点で評価出来るのではないだろうか。これでようやく次のステップで進む事が出来るだろう。
  
 最後にボクシングは紳士のスポーツと言われる。チャンピオンはその人格もそれに相応しいものでなければならない。「地位が人を作る。」と言うが、この言葉がチャンピオンと言うものが何たるかを端的に表していると思う。
 今回の試合でテクニックも備わっている所を見せたチャンピオン。今後はその言動、振る舞いもチャンピオンに相応しいものであって欲しい。


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活躍の場を求めて東へ西へ!!  【野球・サッカー 移籍情報】

【移籍情報 その1】
  ドイツW杯に日本代表の主将として出場したG大阪のDF宮本恒靖がオーストリア1部のザルツブルグへ移籍する事が正式に発表された。また同じくドイツW杯に出場した浦和のMF三都主アレサンドロも同クラブへ移籍(完全移籍をオプションとする期限付き移籍の見通し)する事で、クラブ間が合意した。2人はイングランドのクラブに移籍する話が過去にあったが、労働許可証が発給されなかった等の理由で不調に終わったという経緯がある。

  ザルツブルグは現在オーストリア1部で首位を走る強豪チーム。監督は、イタリア代表の監督を務めていたトラッパトーニ氏で、コーチが元ドイツ代表のマテウス氏である。


【移籍情報 その2】
 今シーズン限りで巨人を退団した桑田投手が米大リーグのピッツバーグ・パイレーツにマイナー契約で入団する事を発表した。
 パイレーツはナショナルリーグ中地区に所属し、今シーズンは6チーム中5位。かつてワールドシリーズを制した事もある古豪だが、近年パッとしない成績が続いている。

<コメント> 
  まず、サッカーの話から。かつて日本の選手の欧州への移籍先は、ブランド志向からかイングランドやイタリア等、リーグが盛んな国がメインだったが稲本や中田(浩)の例を取ってみても分かるように、出場機会を求めて身の丈に合ったクラブへ移籍するようになった。オーストリアに行く2人もドイツW杯で世界との差を体験しているだけに、ビッククラブへの移籍よりも試合に出れるクラブへの移籍を選択した、と言う事だろう。日本代表のオシム監督が言っているようにプロ選手は「試合に出てナンボ」の職業である。2人のこれからの活躍に期待したい。

 そして桑田投手の移籍先もほぼ決まった。ジャイアンツのネームバリューを捨てて海を渡る事がいよいよ現実のものとなった。まずはマイナー契約という事のようだが、這い上がって斎藤(隆)(ドジャース)のようにメジャーのマウンドに上がって欲しい。 


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2006年12月19日

王国の底力に屈した華麗なサッカー 【サッカー クラブW杯】

  トヨタ・クラブワールドカップ(W杯)最終日は17日、横浜日産スタジアムで決勝などが行われ、決勝で南米代表のインテルナシオナル(ブラジル)が欧州代表のバルセロナ(スペイン)を1−0で下して初優勝した。


<コメント> 
 バルサの華麗なパスサッカーインテルの反則スレスレの体を張ったディフェンスの前にその輝きを削がれた。
  
 インテルは、ロナウジーニョ、デコら攻撃の起点となる選手を徹底的にマークし仕事をさせなかった。カウンター一発で試合を決めたが、守備から得点を奪うという定石通りの試合運びでヨーロッパチャンピオンを沈めた。
 インテルには、ドイツW杯でブラジル代表になった選手が1人もいなかった。そういった事や才能ある若い選手が次々と出てくると言う意味で、改めてブラジルのサッカーの奥深さと意地を見たような気がした。 


 一方バルセロナは今大会、ワンタッチで攻撃する華麗なサッカーで観客を魅了した事は確かだが、決勝に限って言えばロナウジーニョー、デコを抑えられ攻め手が少なくなり単調になった。イタリアのカテナチオを思わせるようなインテルの強固なゴールをこじ開ける事は出来ず、ヨーロッパのチャンピオンは昨年のリバプールに続きまたしても南米の壁を破る事は出来なかった。「たら」、「れば」になるが、今大会ケガで来日できなかったFWエトォーがいれば違った結果になったのかも知れない。

 来年の大会も方式が同じであれば南米×欧州の図式は変わらないだろう。
 今シーズンJリーグを制した浦和レッズ等の日本のチームがACLを勝ち抜き、世界の強豪と戦うシーンを見たいものである。


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2006年12月17日

ロシアの古都で襲ったアクシデント 【フィギュアスケート GPファイナル】

  フィギュアスケートのグランプリファイナル最終日が16日、ロシアのサンクトペテルブルクで各種目の自由演技が行われた。女子でショートプログラム首位の浅田真央(愛知.中京大中京高)は失敗が続き、2位に転落し大会2連覇はならなかった。この他も村主章枝が4位、安藤美姫が5位と振るわなかった。優勝はショートプログラム3位だった韓国の金妍児が逆転し、初優勝を果たした。
  
  一方男子は高橋大輔が2位、織田信成が3位とショートプログラムでの順位を維持した。優勝はフランスブライアン.ジュベール。

【結 果】
 ◎女 子
  1位  金妍児 (韓国)   184.20
  2位  浅田真央       172.52
  
  4位  村主章枝
5位  安藤美姫

  
 ◎男 子
  1位  ブライアン・ジュベール  233.46
            (フランス)
  2位  高橋大輔         224.83
  3位  織田信成       

<コメント> 
  グランプリシリーズの上位6人による決戦大会となるグランプリファイナル。男女5人を送り込み、ショートプログラムで上位を占めた日本勢だったがフリーの演技で各選手精彩を欠いた。男子は、史上初の2人が表彰台に上がる健闘を見せたが、女子は特に浅田、安藤がフリーの演技で信じられないようなミスを連発し順位を落とした。報道によると、日本の選手はほぼ全員が風邪等による体調不良を押して出場していたという。詳しい事は分からないが、選手やスタッフに油断があったのか。突然襲った体調不良が事実とすれば、今後の海外での大会における体調管理の仕方が問われそうである。

  女子で優勝した金妍児は今年3月に世界ジュニアで浅田を破り、シニアでも世界のトップに君臨した。2010年のバンクーバ五輪の事を語るのは早計だが女子のフィギュアスケートは暫くの間、この選手を中心に回っていくのは間違いなさそうだ。日本の各選手やスタッフは、今回ロシアの古都で得た教訓を今後に生かして欲しい。
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2006年12月14日

人材の宝庫ブラジル  【サッカー クラブW杯】

  トヨタ・クラブW杯第3日は13日、東京・国立競技場で準決勝1試合が行われ、南米代表のインテルナシオナル(ブラジル)が2―1でアフリカ代表のアルアハリ(エジプト)を下し、17日の決勝に進んだ。4日目の14日はいよいよバルセロナ(スペイン)が登場する。

【試合結果】

インテルナシオナル  2−1  アル・アハリ
  
 (得点者)
  前23分 アレシャンドレ(イ)
  後 9分 フラビオ(ア)
  後27分 ルイス・アドリアーノ(イ)

<コメント>
  ブラジルがサッカーにおいて人材の宝庫である事は周知の事実であるが、この試合で得点を決めたのは共に10代の2人だった。特に17歳のアレシャンドレは、スタミナ面に不安があるもののそれが克服できれば、これからのブラジルを背負って立つ可能性を秘めた選手だと感じた。近い将来、ヨーロッパの移籍市場を賑わし、2010年のW杯南アフリカ大会でセンセーショナルな活躍を見せるかも知れない。若手がなかなか出て来ない日本にとっては羨ましい限りである。
  今回、テレビ出演の為来日しているブラジル代表監督のドゥンガにはどのように映ったのだろうか。

  一方、アル・アハリも試合の中盤でボールを支配する場面が何度かあったが、フラビオのヘッドによる1点に終わった。それでも、アンゴラ代表として
先のドイツW杯に出場したフラビオや、中心選手のアブートリカのプレーは、アフリカのチームの質の高さを印象付けた。
 
  さて、14日はあのバルセロナがいよいよ登場する。相手は、メキシコの雄クラブ・アメリカ。相手にとって不足はない。共に攻撃的なチームなので点の取り合う面白い試合になりそうだ。


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2006年12月12日

剣道もやがてKENDOになるのか? 【剣道 世界選手権】 

  剣道の世界選手権は最終日の10日に台北(台湾)で男子団体が行われ、日本は準決勝でアメリカに敗れ決勝進出を逃した。そのアメリカに勝った韓国が優勝した。日本男子は1970年の第1回以来、12連覇中で王座を譲っていなかったが13連覇を成し遂げる事が出来ず王座を明け渡す事になった。また、この大会で男女の個人・団体を通じ日本が優勝を逃したのは初めてである。  

<コメント>
 剣道を始め、柔道、相撲と言えば古くから日本人に親しまれて来た国技である。その国技も時代の流れと共に世界各国に知られる事となり、柔道は既にJUDOとなってそのルールや柔道着の色等を考えると武道と言うよりは、スポーツとなってしまった。相撲についても大相撲に代表されるようにヨーロッパや東アジア出身の力士が席巻するような時代になった。

 そして今回、最後の砦となった剣道もアメリカに敗れやがて「KENDO」
となってその主導権を欧米に持って行かれる可能性すらある。ここ数年、韓国の躍進により日本の王座も危うい物となっていたが、欧米の国に敗れる事は関係者も予想していなかっただろう。

 日本の国技が世界に紹介され広まって行く事は各国の距離が近くなった昨今、仕方の無い事だし悪い事ではない。だが、アジア大会での柔道陣の不振や今回の一件の事で、勝って当たり前と思っていたのが、そうはならない時代になってしまった事に寂しさを感じるのもまた事実である。


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2006年12月11日

日本馬、不発!!&「あの人」の騎乗停止の処遇は? 【競馬 香港国際競走】

  競馬香港国際競走が10日、当地のシャティン競馬場で行われGTの4レースに7頭が出走した日本馬は、メインレースの香港カップ(芝2000m)に出走したアドマイヤムーンが2着に入ったのが最高で、全体的に振るわない成績に終わった。


【日本馬の結果】

◎香港カップ(芝2000m)
 2着  アドマイヤムーン  武 豊
 7着  ディアデラノビア  福永祐一

◎香港マイル(芝1600m) 
 12着 ダンスインザムード 武 豊

◎香港スプリント(芝1200m)
 10着 シーイズトウショウ 池添謙一
 競走中止 メイショウボーラー
 
◎香港ヴァーズ(芝2400m)
 4着  ソングオブウィンド 武幸四郎  

<コメント>
 昨年は香港マイルでハットトリックが優勝し、2年連続での日本馬も期待されたがアドマイヤムーンが惜しいレースだった他は好成績を収める事は出来なかった。
 海外で行われる国際GTレースとしては日本から最も近い所で行われるとあって、近年多くの馬が香港に遠征している。来年は日本の馬がシャティンのゴール板をトップで通過する姿を見たいものである。

 尚、武豊騎手が別のレースで起きた落馬事故の審議の対象となり6日間の騎乗停止処分を受けた。実効期間は12月25日(香港での開催期間を基準として)からでありこの期間は日本での開催が無い為、日本での処遇は別途決定される事となった。恐らく暮れの有馬記念の騎乗は問題ないと思われるが、ディープインパクトの最後の晴れ姿に主戦騎手がいない事態だけは避けて欲しい所である。


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2006年12月09日

チームを追われた指導者の怨念か?【サッカー J1J2入れ替え戦】

   サッカーJリーグの入れ替え戦、福岡×神戸の第2戦が行われ1−1と第1戦に続いて引き分けとなったが、アウエーゴール数上回った神戸がJ1復帰を果たした。福岡は1年でJ2に逆戻りとなった。


【入れ替え戦結果】
 福 岡  1−1 神 戸


<コメント>
 今シーズンのJリーグ最後の公式戦にして最大の天国と地獄の分け目の争いとなった福岡と神戸による入れ替え戦。J1とJ2では試合数、分配金も違ってくるがそれに加えて注目度も異なる事から、実は優勝争い以上にシビアな戦いであり、毎年色んな思いが交錯する。その言葉通り両チームとも死力を尽くした戦いとなった。結果、2戦とも決着がつかなかったがアウエーでの得点がモノを言い神戸がJ1復帰を果たした。 

 一方、福岡は第1戦で得点を上げる事が出来なかったのが最後になって重くのしかかった。今日の試合、先制されてから相手を攻め立てたが同点にするのがやっとで、残留を信じ駆けつけたサポータの期待の応える事が出来なかった。それにしても昨年、J2からJ1に引き上げた監督が指揮するチームに華やかな表舞台から引き摺り下ろされるとは、何とも皮肉な事である。
 これで再びJ2に戻り、捲土重来を期す事になった。試合後、川勝監督は辞意を表明し、何人かの選手はチームを去る事になるだろう。福岡のJ1復帰への道は何の障害の無いフリーウェイか、それとも棘だらけの茨の道か。その答えは神のみぞ知る、である。  


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脅かされる日本の「お家芸」   【水泳(シンクロナイズドスイミング)  アジア大会】

 アジア大会シンクロナイズドスイミングデュエットで、日本の鈴木絵美子(25)原田早穂(24=ともにミキハウス)組が中国の双子ペアに敗れ、銀メダルに終わった。
 
 テクニカルルーティン(TR)では首位に立ったが、フリールーティン(FR)での序盤のミスが響き中国のペアに逆転を許した。日本がデュエットで中国に敗れたのは初めて。アジア大会では94年の広島大会以来3連覇中だったがその記録も途絶えた。



<コメント>
 世界でも常にトップクラスを堅持し、アジアでは無敵を誇っていたシンクロナイズドスイミング。今回の出来事は関係者に大きな衝撃を与えた。序盤のリフトで傾いた事が影響したのが全てではあるが、負けた事は事実である。

 採点競技にとって審判の心象が大きなウェイトを占める。特にこの競技はその傾向が強い。今大会は国際大会を経験した実績が少ない審判が担当していたとは言え、心配なのは今回の結果よりこの後に開かれる国際大会で日本に対する審判の印象がどのように変わるか。今大会で、北京五輪に向けて中国が強化に乗り出し、日本にとって脅威となりつつある事は確かである。

 北京五輪までに今回の借りを返す事が出来ないようであれば、日本のお家芸がまた1つ消えてしまう最悪の事態も想定しなければならない。果たしてアジアチャンピオンの牙城を死守する事が出来るか。


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2006年12月08日

復活ののろしを上げたアテネのチャンピオン!!  【水泳平泳ぎ  アジア大会】

  アジア大会競泳の男子200m平泳ぎで、この種目の第一人者北島康介(コカコーラ)が2分12秒05で勝ち、100mに続いて2種目制覇を達成した。

<コメント> 
 アテネ五輪で金メダルを獲得してから、成績が振るわなかった水の王者が 
復活ののろしを上げた。50mでのスタートの失敗を生かし、スタートに気を使う当たりさすが歴戦を勝ち抜いて来ただけの事はある。

 今大会の日本水泳陣は若手の活躍が目立つが、平泳ぎに関してはベテランの域に達そうとしている北島を追い越す者が中々出て来ない。北京五輪に向けて北島を追い越す者が出て来るのか?アテネ五輪の王者を脅かす事がその王者の心を奮い立たせる材料となり全体のレベルアップに繋がるだろう。是非、そのような者が出て来て欲しい。


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2006年12月07日

反町ジャパン、鬼門の地ドーハに沈む!! 【サッカー アジア大会】  

  アジア大会サッカー男子2次リーグF組で、北朝鮮と対戦した日本は2−1で敗れ、決勝トーナメント進出を逃した。

  この試合で引き分ければ決勝トーナメント進出が決まった日本だったが、開始早々にフリーキックで先制され、すぐさま同点に追い付いたが、後半18分に再びフリーキックで決勝点を奪われた。反町監督が就任して初黒星を喫した。
  一方、勝った北朝鮮はF組1位となり決勝トーナメント進出が決定し、初戦で韓国と対戦する。

【試合結果】

 北朝鮮  2−1  日 本

 【得点者】
  (北)ホン・ヨンジョ  前 4分
     キム・ヨンジュン 後18分
  (日)一柳  前8分 
       
 
<コメント>   
  日本のサッカー界にとって忘れなれない93年10月の出来事。それから目覚しい躍進を遂げ、ワールドカップにも3回出場し、世界から認知されるようになった。

  しかし、世界的に認知された日本のサッカーに対し砂漠に浮かぶ摩天楼は容赦する事無く、日本の決勝トーナメント進出と言う目標をかき消していった。
  この試合、引き分けでも準々決勝に進出できると言う状況で慎重になり過ぎたのか、攻撃に積極性を欠き運動量でも北朝鮮の方が勝っていた。結果的にはフリーキック2発による得点だけだったが、それだけゴール近くで切れ込む北朝鮮の選手を抑え切れなかったと言う事だろう。反則の数を見ても相手の突破を食い止められなかった事が分かる。この大会でのジャッジは疑問が残る点があるとは言え、それがアジアのスタンダードである事を選手は身をもって体験しただろう。もっと貪欲に勝ちにこだわって欲しかったと思う。
 10数年前のあの出来事の時、日本代表として名を連ね、今回指導者の1人としてベンチに入っていた井原コーチはこの試合をどんな思いで見ていたのだろうか。
 それにしても近年、アジアにおける北朝鮮の活躍は目を見張るものがある。近い将来、日本にとって脅威になり得る存在になるような気がする。
 
 10数年の時を経て再び与えられた試練。この試練を乗り越え、来る北京五輪、南アメリカでのワールドカップで今回戦った選手がピッチに立てるかどうか、その権利はこの敗戦を糧に精進した選手にのみ与えられる。


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2006年12月05日

目覚めるか?未完の大砲と不完全燃焼だった大砲!!  【サッカー アジア大会他】

  アジア大会男子サッカーの2次リーグF組でシリアと対戦した日本は後半32分、本田が上げたクロスを平山がヘッドでゴールにねじ込み1−0で勝利を収めた。
  これで次の北朝鮮との試合で勝つか引き分ければ予選1位でベスト8に進出する。


【予選F組の結果】
  日 本 1−0 シリア
  北朝鮮 1−0 パキスタン 

  
<コメント> 
  オランダから戻って来てからサッカーに対する姿勢や言動から批判の矢面に立たされ、燻っていた大砲がついに火を噴いた。ゴールラインギリギリに入る、決して綺麗なゴールではなかったがそれでも久し振りに得点を上げた事で本人も吹っ切れたのではないだろうか。

 また平山の得点をお膳立てした本田のクロスも正確だった。もしかしたら、この正確なクロスが今後の日本の武器になるかも知れない。
 
 シリアとは北京五輪の予選でも対戦するだけに、今回勝った事が選手と首脳陣に自信を植え付けるだろう。次の北朝鮮も難しい戦いになると思うが、勝って先に進んで欲しい。

 また、フランクフルトの高原がドイツに渡って初のハットトリックを決めた。これで今季リーグ戦は6得点。今後、レギュラーに定着し得点を重ねればオシム監督の目に留まり、再び代表のユニフォームを着る日が訪れるだろう。

 2つの「大砲」の今後の活躍に期待したい。


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2006年12月03日

欧州勢になす術がないアジアNo1  【バレーボール男子 世界選手権】

 バレーボール男子の世界選手権は、決勝ラウンドが行われ連覇を目指すブラジルと1974年以来の優勝を目指すポーランドが決勝に進出した。

  また、5〜8位決定戦に進んだ日本はフランスと対戦したが、相手の多彩な攻めに翻弄され3−1で敗れた。最終日に2次ラウンドで敗れたロシアと7位の座を懸けて再び対戦する。


【主な試合結果】
 ◎準決勝
  ブラジル  3−1 セルビア・モンテネグロ
  ポーランド 3−1 ブルガリア

 ◎5〜8位予備戦
  イタリア  3−0 ロシア
  フランス  3−1 日 本  
 

<コメント> 
 約1ヶ月間に渡って行われたバレーボール世界選手権もいよいよ大詰めを迎えた。男子決勝は予想通り勝ち上がったブラジルと、1次ランドから安定した戦いぶりで無敗で勝ちあがって来たポーランドとの対戦となった。栄冠を手にするのは多彩な攻めが持ち味のブラジルか、無敗の10連勝で勝ちあがって来たポーランドか。

 さて、この大会欧州勢に歯が立たない日本はフランスと対戦した。フランスはセルビア・モンテネグロやロシアのような高さがあるチームではなく、その点ではもつれる試合になるかと思っていたが、「巧さ」で日本より1枚も2枚も上手だった。ブロックを確実に決め緩急を織り交ぜた攻撃はある意味頭脳的だった。
 対する日本は前半こそ食らいついたが、後半は攻めが単調になり終盤はサーブレシーブも乱れ何もさせてもらえなかった。昨年アジア選手権を10年振りに制し、アジアNo1の称号を引っさげて挑んだこの大会。世界との差はまだまだ埋まっていないと言うのが現実だろう。まだ1試合残しているが敢えて厳しい言い方をすれば、いわゆる「温室での生活」が続く限り世界のトップレベルのチームに勝つ事は出来ないような気がする。

 最終日は2次ランドで敗れたロシアと再び対戦する。2次ラウンド後半から負け続けているにも関わらず熱心に応援に来ているファンの為、また7、8位決定戦にも関わらず決勝より注目されるであろう「メインイベント」で無様な試合だけはして欲しくない。


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2006年12月02日

ついに輝いた赤きダイヤモンド  【サッカー Jリーグ】

  Jリーグ最終節は2日、全国各地で行われ浦和がG大阪を3−2で下し悲願のJリーグ初優勝を果たした。また3−1でC大阪を下した川崎Fが2位に浮上し、G大阪は3位に終わった。

 尚、もう1つの戦い、J2への降格とJ1への昇格争いは、前節既に決定済みの京都とC大阪がJ2へ降格し、代わって横浜FCと柏がJ1への昇格を決めた。J1のもう1つイスは福岡神戸との間で争われる事になった。


【主な試合の結果】
 ◎J1
 浦 和   3−2  G大阪
 川崎F   3−1  C大阪
 福 岡   1−1  甲 府

 C大阪、京都がJ2降格。福岡は入れ替え戦へ  

 ◎J2
      3−0  湘 南
 仙 台   2−1  神 戸 
  
 横浜FC、柏がJ1昇格。神戸は入れ替え戦へ
  

<コメント> 
 Jリーグが始まって14シーズン目の今年。リーグ当初、常に下位を彷徨い、J2降格の憂き目も経験した「赤きダイヤモンド」がついに一番輝く瞬間が訪れた。

 前節、決められらなかった嫌なムードを断ち切ったのは、いつ、どんな時もチームを見捨てず応援し続けたサポータだった。今日の試合も6万人超のサポーターが大挙応援に駆けつけ、選手を後押しした。G大阪の攻勢に押される場面もあったが、チャンスをモノにし前半リードした時点で勝負がついた。

 一方、連覇へ向けて僅かな望みに懸けるG大阪はケガや病気から復帰したばかりの遠藤、幡戸をベンチに入れ必勝体勢で挑んだが、守備の安定している浦和に3点差以上の点差をつけて勝たなければならないと言う条件があまりにも厳しすぎた。

 浦和の今シーズンはワシントンの得点力もさることながら、それ以上に守備が安定していた。チームの総得点は決して多くないが、失点が他チームに比べてかなり少ない事がそれを物語っている。今シーズン限りで退任するブッフバルト監督が残した置き土産を、来シーズン以降も継承できれば、「赤きダイヤモンド」は暫く輝きそうな気がする。

 V川崎(現在の東京V)と横浜M、鹿島と磐田の2強時代を経て14シーズン目が終了したJリーグ。昨シーズンから続く浦和とG大阪の新たな2強時代が続くのか。それとも群雄割拠の時代を迎えるのか。来シーズン、Jリーグは15年目の節目を迎える。


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